【エンジニア中途採用向け】面接中のタイムライン

面接

はじめに

僕は採用側で面接をすることも多いです。面接の1時間をどう使うか?というのは面接官によって変わってきます。

ただし、ある程度予測をすることによって、何の話にどれくらい時間を使うべきか、作戦を立てられるようになります。

僕のいつものパターンを公開しますので、皆さんが面接する際の参考にしていただけたらと思います。

面接中のタイムライン

面接時間は1時間想定です。僕は当日アドリブで時間を増やしても大丈夫なように55分で準備するようにしています。

面接は1次面接で、その候補者と初めて会う場合を想定しています。

それではいってみましょう。

導入(5分)

まずは、アイスブレイクからです。できるだけ候補者の良いところを引き出したいので、世間話等をして緊張をほぐします。

動機確認(5分)

僕は始めに転職の動機を確認するようにしています。なぜなら候補者が僕の話に合わせて、転職の動機を変えてくる(本来の動機を言わず、こちらの希望に合わせてくる)可能性があるからです。まずは、まっさらな状態で、転職で動機を確認します。

「何故いまの会社をやめて転職しようと思ったのか?」「なぜ弊社で働きたいと思ったのか?」を確認します。
業務内容(5分)

ここは、いままでの経歴の説明です。

ほとんどの方は経歴書の通りの説明をしますが、個人的にはそれでは勿体ないと思います。

面接官は基本的に面接前に経歴書の情報は読んでから面接に臨みます。

経歴書プラスアルファだったり、経歴書に書いていない意図や目的を話したほうがいいです。

たとえば、「A社にて〇〇プロジェクトに関わり、その後B社にて△△プロジェクトに□年関わりました。」よりも、

「A社にてビジネス向けWEBフロントエンドの開発に関わり、その後コンシューマ向けのサービスに関わりたくてB社に転職しました」

等・・・

エピソードヒアリング(15分)

ここは、たとえば以下のような質問です。

  • いままでで、一番困難なプロジェクトはどういったものですか?
  • いままでの一番の失敗談を教えて下さい。
これは、あなたのソフトスキルをヒアリングするための質問です。

こ仕事に対するスタンスや取り組む姿勢を聞きたいんです。

こういった質問にアドリブで答えるのは誰でも難しいものです。できるだけ事前に想定問答集を用意しておき、そこから答えられるように準備をしておきましょう。

できれば答えはSTAR形式で用意しておきましょう。STAR形式については僕のブログでも解説しています。

【内定者が説明】AWSエンジニアの中途採用面接とは?
今日は、実際に内定をもらった経験から、AWSのエンジニア中途採用面接がどんな内容だったのか?一次面接・二次面接・最終面接ごとに説明します。 ちなみに、部署や時期によって内容には違いがあると思いますので、その辺りはご了承ください。 (私のタイミングはかなり短いパターンだったと思います)
スキルチェック(15分)

僕の場合、エンジニアのスキルチェックも行います。これは人それぞれ聞く観点が違いますが、たとえば Java の開発がメインだったら、Java に関するスキルに関して質問します。また、SREのチームのエンジニアの募集の場合は、過去の運用やトラブルシューティングに関して質問をします。

逆質問タイム(5分)

「何か質問ありますか?」のコーナーですね。この質問は時間潰しではありません。

あなたがその会社にどれだけ興味があるか?どれだけ事前に調べているのか?を見られています。

もし、アドリブで質問するのが難しければ、事前に質問内容を用意しておきましょう。

この質問に関しては僕のブログでも記事を書いてますので、そちらも参考にしてください。

エンジニア中途採用面接で実際にあった逆質問
僕は、採用側の立場で面接官をすることがよくあります。その中で、かならず「何か質問ありますか?」という、応募者からの質問コーナーを作っています。これは、応募者がどれだけその会社の事に興味があるか?を確認するための質問です。 でも、実際に皆さんどんな逆質問をしてるか気になりませんか? ということで、僕が実際に受けた応募者からの質問をまとめてみました。早速いってみましょう!
まとめ(5分)

最後にまとめです。面接の終盤、あなたは緊張で疲れているかも知れませんが、気を抜いてはいけません。僕の場合は、

面接が終わりそうな雰囲気を出し、気を緩ませて ちょっと聞きにくい事を聞きます。

例えば、

  • 他社の採用状況
  • 希望の最低年収
  • または、最低年収を下回ったときに、何が良ければOKを出すか?

ちょっとトリッキーな質問ですね。この辺りは別途記事を書こうと思います。

その後は、僕の場合候補者に合わせて以下のように使い分けています。

  • 候補者の良さをもっと深堀りしたい場合
    • 面接が終わりそうな雰囲気を出し、候補者の気を緩ませて本音を引き出そうとする。
  • 候補者をぜひとも採用したい場合
    • 今後の面接の流れを説明して、次の面接官の特徴などを説明し、今後の面接が有利に運ぶように情報を提供をする。
  • 候補者に合格の見込みがない場合
    • 自社サービスの宣伝をしたり良さを伝える(不合格通知を受けとっても自社のサービスを好きで使い続けてもらうために)。

面接対策を相談できるエージェント

もし、面接対策が不安だという方は、転職エージェントに面接対策をしてもらうのが良いと思います。

オススメの転職エージェントを紹介しておきます。

パソナキャリア

【公式サイト】【パソナキャリア】

僕は転職するときは何度もパソナキャリアを使っています。理由としてはまずは

圧倒的な求人数の多さ

です。いくら良い求人があっても、転職エージェントがその求人を持っていないという事も多々あります。その点 パソナキャリア は業界大手なので、幅広い業種・業界の求人があり安心感があります。数多くの求人の中から自分にあった企業を選びたいという方いんはオススメです。

また、もう一つのポイントとしては以下の点があります。

キャリアアドバイザーが親身になって相談にのってくれる

転職する際には、履歴書の書き方や、面接の仕方、現職の退職の仕方などアドバイスが必要な場面が多々あります。そんなときにパソナキャリアであれば、親身になって相談にのってくれます。

もちろん面接対策もバッチリです!!!

いざという時に本当に頼りになりますので、まずはカウンセリングを受けることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今日は僕の面接中のタイムラインについて書いてみました。

みなさんの面接準備の参考にしてもらえたら嬉しいです。

その他にも、このブログではこんな記事も書いてますので、よろしければ見ていってください。

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それでは、また!!!