【内定者直伝】僕がAWSの転職に成功するためにやったこと

AWS

はじめに

この記事では、僕自身が実際にAWSに転職するためにやった事を公開したいと思います。

AWS の選考では AWS の知識よりもカルチャーフィット( = 面接)が重要です。
必ず面接対策をしてから選考に臨みましょう。

この記事では面接対策に関しても解説していますので、是非参考にしてください。

以下、僕が AWS に転職するためにやったことのまとめです。

AWS の面接の難易度は高く、競争率も非常に高いです。

書類選考に応募して面接まで進んでから準備していては、とうてい間に合いません。

上記すべての準備が完了してから書類を応募しましょう。
もし「転職が初めて」だったり「転職を成功させるためのコツ」を知りたい場合は、先にこちらをご覧になってください。
エンジニアが転職で幸せになるための15か条
エンジニアが転職で成功するために本当に必要なもの 転職には「勇気」が必要です。 転職が怖くないエンジニアなんていません。 どんな熟練エンジニアでも、CTOでも転職とは怖いものです。 でも、転職を成功させる事によって、給料が上がり、技術スキルが上がり、生活の満足度が上がる可能性があります。 転職は、あなたを幸せにする力を持っています。 では、どうしたら幸せな転職ができるんでしょうか? 僕はいままで、AWS・ヤフー・楽天・ベンチャーCTO等、多くの転職を経験してきました。 採用側でも面接を沢山しています。 そんな中で、多くのエンジニアが誤解をしている事に気づきました。 僕が会ってきたほとんどのエンジニアは「高い技術力があれば良い転職ができる」と思っています。 これは、誤解です。 なぜ、誤解と言えるのか? 少し説明させてください。 企業が募集しているエンジニアはスーパーエンジニアだけではありません。 なぜなら、転職市場には需要と供給があるからです。 わかりやすく言うと、優秀なエンジニアは給料が高いからです。 「CTO級の技術力があるエンジニアが沢山必要」という企業はそう多くありません。 例えばエンジニアが100人在籍している企業があったとしましょう。 その組織の構成はおそらくこんな感じです。 CTOまたは、それ級のエンジニア一人か二人 アーキテクト数人 エンジニアリングマネージャ数人 シニアエンジニア数人 ミドルエンジニア数十人 ジュニアエンジニア数十人 どの企業も給料とスキルのバランスを見ながら組織を作ります。 つまりあなたのライバルは、あなたと同じようなスキルや給料のエンジニアです。 転職に必要なのは、ライバルに勝つスキルです。 それともう一つ、 転職によって自分の価値(スキルや給料や満足度)が上がる環境を手に入れるスキルです。 このスキルを持っていれば、あなたは転職で幸せになる(スキルや給料や満足度を上げる)事ができます。 この記事では、どうすればそのスキルが身につくかを書いていきます。
ちなみに外資系企業やIT企業への転職も考えている方は エンワールド 、Geekly(ギークリー)や、リクルートエージェントあたりの転職エージェントを使うこともオススメします。
それでは、行ってみましょう!!!

AWS の仕事を知る

AWSの求人サイトをチェック

AWS では複数の職種があります。自分の特性にあった職種を見つけておきましょう。

まずは、AWSの求人ページのチェックです。これは必須ですね。ちなみに、エンジニア系の職種は以下です。興味がある職種の説明は一通り読んでおいたほうが良いと思います。

実際に入社した際には、ここに載っている人たちと一緒にお仕事する事になります。
https://aws.amazon.com/jp/careers/

ソリューションアーキテクト

いわゆる技術営業。セミナーで登壇するのは、だいたいこの人たちです。結構花形職種ですね。

担当のお客さんがついて そのお客さんをサポートする部署と、特定の技術(RDSとか)の担当になってそのスペシャリストとして活動する部署に別れています。

技術大好きかつ、それを人に話すのが好き。というひとにはおすすめ。

プロフェッショナルサービス

これは、まあコンサル部署です。要件定義して設計したら、実際にはクラメソとかに投げてる?ゴメン詳しくしりません。

トレーニング

有料のトレーニングをしてくれる人たち。お客さん先に行ってトレーニングすることもある。テクニカルな難易度は一番低いかも(違ってたらごめんなさい)。

人に教えるのが好きな人向き。あと一日中喋ってるので、人前で喋るのが大好きなひと向け。私が知っている方たちは元エンジニアが多かった。

エンタープライズサポート

お客様が一番高いサポート契約を結ぶと、この人達が担当になってくれます。

基本は担当が何社かついて、そのお客さんのシステムをサポートする。お客様と長く深く付き合いたい人向け。だいたい、業界毎に担当がわかれてるかな。

プレミアムサポート

いわゆるテクサポ。

狭い範囲でもシステムを深くまで理解したい人向け。この中だと、一番システムのディープなところまで見れます。

AWSで働いているエンジニアの仕事とは?

AWSのエンジニアがどのような仕事をしているか、こちらの記事でもまとめています。ぜひ参考にしてください。

【実録】AWSで働くエンジニアの仕事術

【実録】AWSで働くエンジニアの仕事術
こんにちは、僕はAWS、ヤフー、楽天などを渡り歩いているエンジニアです。 今日は AWSで働くエンジニアの仕事術というタイトルで、 AWSではどんな人達が働いているのか? AWSでの仕事ってどんな感じなのか? AWSに転職するにはどうしたら良いのか? といった事を書いていこうと思います。 ここで言うAWSとは、アマゾン ウェブ サービス ジャパンの事で米国のAWSとは別です。 エンジニアの方でAWSで働く事に興味がある方は、是非ご覧になって行ってください。

実際にAWSの人の話を聞いてみる

AWS では不定期に採用イベントを開催しています。常にアンテナを立てておきできるだけ情報を集める事によって、選考を有利に進めましょう。

ええ?いきなり?って思う方もいるかもしれません。。でも、以外と気軽に聞けるんです。AWSでは割と頻繁に求人イベントをやっています。

こちらのページの「最新ウェビナー / イベント情報」でイベントを見つけて積極的に情報収集をしましょう。

AWS 採用チームのご紹介|AWS (アマゾン ウェブ サービス)
採用チームの紹介ページです。

上記、実際に働いているAWSのエンジニアが、転職に興味がある人向けに行っている説明会です。気軽に話を聞けるし、履歴書なんかも必要ありません。もちろん面接なんかの評価にもまったく関係ありません。

僕の場合は興味がある複数の部署のイベントに参加して、その人達の雰囲気を見てから応募先を決めました。

こういった採用情報は、AWS の公式 Twitter でアナウンスされますのでフォローしておきましょう。

転職サイトで情報収集

転職クチコミサイトで、面接の傾向や 年収などを調べる。

もし、この段階でAWSに興味がでてきたら、もっと詳しい情報を調べましょう。

転職会議には、どんな面接をやっているのか?とか、どの職種の人がどれぐらいのオファーをされたのかが書いてあります。

まずは、ここで情報収集しながら作戦をたてましょう。

上記以外の企業口コミサイトに関して僕のブログでもまとめていますので、参考にしてください。

【おすすめ】転職活動に必須の企業口コミサイト

【おすすめ】転職活動に必須の企業口コミサイト
みなんさん、転職活動中に企業の情報をいろいろ調べると思います。例えば「どのくらいのお給料がもらえるのか?」とか「面接で何を聞かれるのか?」とか「ブラック企業かどうか?」等・・・ そんな時にオススメの口コミサイトを詳細したいと思います。

自分の経歴を振り返って志望動機を固める

履歴書作成

なんとなく情報収集を始めながら、履歴書を作り始めましょう。

この段階では完成度は五割くらいでも大丈夫です。なぜ五割でOKかという事も、この後に説明します。

生成AIを使ってブラッシュアップすることでより洗練された経歴書になります。こちらの記事も参考にしてみてください。

【生成AIで転職活動】僕の経歴書をAWSのソリューションアーキテクト用に修正してくれる?
転職活動に生成AIを使うというアイディア。誰もが思いつくと思います。ただ実際に試してみるのはどうなのか?やって意味あるの?という方も多いと思います。実際のところ、どうなんでしょう? 今日は「【生成AIで転職活動】僕の経歴書をAWSのソリューションアーキテクト用に修正してくれる?」というタイトルで実際に生成AIを使って実験をしていきたいと思います。 まずは、結論から言うと めちゃくちゃ使えます。 生成AIを使うことで、経歴書の完成度を上げることができますし、何よりも効率が圧倒的に上がります。 ということで今回は経歴書のチェックを生成AI(ChatGPT-4)にやってもらいました。 題材はこちらのサイトからサンプル経歴書をダウンロードして使ってます。オリジナルの経歴書を見たい方はどうぞ。 https://www.r-agent.com/guide/article8641/ 以下に実際のプロンプトとAIがどんな回答をしたかを書いていくので、是非参考にしてください。

転職エージェントと話す

ここで、エージェントと会い始めましょう。ちなみにここで重要な事です。

エージェントは複数と合ってみてから、一番気の合うエージェントを選びましょう。
僕の場合は、だいたい5社くらいと合って話してから、最終的に1社に絞り込みました。なぜこんな事をするかというと。エージェントと求職者の相性の問題があるからです。
具体的に説明すると・・・。
  • 転職エージェントというのは同じ会社でもエージェントのスキルにかなり違いがあります。
    • いわゆる大手のエージェントでも、求職者に対して真摯に対応してくれる担当もいれば、扱いが雑な担当者もいます。
  • また候補者とエージェントの相性の問題もあります。
    • これは完全に好みなんですが、グイグイ引っ張ってくれるタイプのエージェントが好きなのか、それとも落ち着いて話を聞いてくれるタイプが好きなのか、求職者によって分かれると思います。
  • さらに会社によって持っている求人に違いがあります。
    • これも大きな問題で、自分が転職したい会社の求人を持っていないと意味がありません。

上記の理由から、僕は複数のエージェントと実際に会ってみる事をオススメします。

この段階でやることは以下です。
  1. エージェントに話しながら、自分の気持を整理する。
  2. 履歴書の修正点を指摘してもらう。
  3. 複数のエージェントを比べながら自分に合うエージェントを探す。

軽く解説しておくと、1をする事で、実際の面接での転職動機等がまとまってきます。2の指摘内容でエージェントの実力がわかります。かつ、自分の履歴書もブラッシュアップされます。3を行いあなたが心を許せるエージェントが見つかると、転職活動がぐんと充実したものになります。
オススメは エンワールド Geekly(ギークリー)や、リクルートエージェントあたりです。

このあたりはこの記事のオススメの転職エージェントで詳しく説明しています。

面接対策

「リーダーシッププリンシプル」を理解する

「リーダーシッププリンシプル」は AWS の面接対策で最重要項目です。必ず内容を理解してから面接に臨みましょう。

ここにリンクしておきます。これはAWSで働くようになると、とっても重要な内容です。

“amazon OLP”等のキーワードで検索して内容を確認しておいてください。

内部ではOLP(オーエルピー)と呼ばれています。

評価もこの軸で行いますし、面接の質問もこの内容で構成されています。これを理解するとしないとでは、今後のみなさんのAWSライフがまったく違ったものになっていきます。

さらに・・・

一番重要な OLP は Customer Obsession である
OLPは全部で14ありますが、一番重要とされているものは「Customer Obsession」です。AWSでは顧客を満足させることが、すべてのビジネスメリットの根源だとされています。
ですので、Customer Obsession の回答は、一番丁寧に準備し、説明の際は最も熱く話しましょう。
ここで「Amazonキャリアデー2021」の動画を紹介させていただきます。

AmazonとAWSの社員の座談会なんですが、OLP特に「Customer Obsession 」をどれだけ重視しているか感じ取ってください。
面接対策や OLP に関しては Amazon からも多くの情報が提供されています。こちらで詳しく説明していますので、合わせて読んでみてください。
AWS の面接対策に使える「Amazon Career Day」の紹介
AWS の採用面接は、他の企業に比べてかなり特殊だと言われています。 どこが特殊かというと、以下です。 AWS (と Amazon の) 独自のカルチャーがあり、働くうえでかなり重要になっている。 面接の際に、その独自カルチャーにマッチするか、これまた独特な方法で確認している。 ですので、面接の際には そのカルチャーを理解したうえで しっかり準備する事が必要です。 今日紹介する Amazon Career Day (2021 年 9 月開催) 自体は、Amazon の採用イベントなんですが、その独自カルチャーや面接方法について詳しく説明されています。つまり AWS の面接対策にもなる有益な情報がたくさん掲載されています。 ですので、今日は詳しく紹介していきたいと思います。

想定問答の作成

面接官は OLP に従って質問をしてきます。そこまでわかっているのですから事前に回答を用意しておきましょう。そこでポイントです。

OLPに沿った具体的な体験を S.T.A.R 形式で回答できるようにしておきましょう。

OLPは抽象的な概念なので、どの質問を抽象的にならざるをえません。例えば以下のような感じです。
  • Customer Obsession
    • 「あなたは、いままでお客様の利益を最大化させるような経験をしたことがありますか?」
  • Ownership
    • 「あなたは、いままで主体的にプロジェクトを行った事がありますか?」
  • Learn and Be Curious
    • 「あなたは、自分自身を向上させるために努力している事はありますか?」
そこでせっかく回答を用意するのであれば STAR 形式答えられるようにしておきましょう。
STARとは以下の4つの単語の頭文字をとったものです。
  • S (Situation)
    • そのときの状況、環境、背景等
  • T (Task)
    • 具体的に解決した課題、役割、任務等
  • A (Action)
    • 実際に、どんな行動を起こしたのか?どんな工夫をしたのか?どのように解決したのか?
  • R (Result)
    • その結果、何を達成したのか?どんな実績を達成したのか?この部分は数字にできるものは数字にしておきましょう。

どのOLPで質問されても、STAR形式で回答できるように準備しておきましょう。

こちらも「Amazonキャリアデー2021」の動画を紹介させていただきます。

 

上記のSTAR形式の説明や、AWSでの面接のコツやポイントが紹介されていますので参考にしてください。

再度強調しますがあくまでの一番重要な OLP は Customer Obsession です。少なくとも、この質問に対する回答は完璧に準備しておきましょう。

より具体的な対策をこちらにまとめています。

【内定者が説明】AWSエンジニアの中途採用面接とは?

【内定者が説明】AWSエンジニアの中途採用面接とは?
今日は、実際に内定をもらった経験から、AWSのエンジニア中途採用面接がどんな内容だったのか?一次面接・二次面接・最終面接ごとに説明します。 ちなみに、部署や時期によって内容には違いがあると思いますので、その辺りはご了承ください。 (私のタイミングはかなり短いパターンだったと思います)

で、ここでもエージェントをうまく使ってください。だいたいのエージェントは面接の練習をしてくれます。ここで練習をするのとしないのでは大きく差が出ます。繰り返しますが、あたなが受けようとしているのは、いま一番人気のあるIT企業です。少しでもライバルと差をつけるためには、努力を惜しまないようにしましょう。

バーレイザーとは?

ちなみに、AWS(Amazonも)の面接ではバーレイザーという面接官がでてきます。彼らは応募した部署とは別の部署に勤務している人です。何を面接するかというと、専門的な知識を抜きにして、応募者がAWSの社員としてふさわしいか(イコールOLPに合っているか?)という事だけを見るための面接官です。この辺りは非常にAWS/Amazonらしいなと思うところで、AWSがいかにOPLを大事にしているかがわかりますね。

2021年 9 月に 「Amazon Career Day」という Amazon の採用イベントが開催されました。このイベントで AWS の面接対策としても非常に有益な情報が公開されていますので、記事にまとめています。

AWS の面接対策に使える「Amazon Career Day」の紹介

AWS の面接対策に使える「Amazon Career Day」の紹介
AWS の採用面接は、他の企業に比べてかなり特殊だと言われています。 どこが特殊かというと、以下です。 AWS (と Amazon の) 独自のカルチャーがあり、働くうえでかなり重要になっている。 面接の際に、その独自カルチャーにマッチするか、これまた独特な方法で確認している。 ですので、面接の際には そのカルチャーを理解したうえで しっかり準備する事が必要です。 今日紹介する Amazon Career Day (2021 年 9 月開催) 自体は、Amazon の採用イベントなんですが、その独自カルチャーや面接方法について詳しく説明されています。つまり AWS の面接対策にもなる有益な情報がたくさん掲載されています。 ですので、今日は詳しく紹介していきたいと思います。

「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」を読む

事前に AWS での働き方をイメージしておきましょう。

これも重要な内容です。良くも悪くもAWSは、この人の思想が色濃く反映されています。

この中にもリーダーシッププリンシパルはでてきますし、この本の中で書かれているナラティブは実際に社内の会議等で使われている形式です。

転職後の仕事の仕方をイメージする上ではとても参考になります。

ちなみに、この本は「面接前に読んでくるように」と人事から指示があります。

テスト対策

ここまで来たら、あなたの頭の中でAWSへの興味が高まっていると思います。じゃあ早速書類選考に応募しましょう!ではありません。

それはまだ早い!!!

なぜなら、書類を応募した時点で、だいたいその後のスケジュールが決まってくるからです。たとえば、

  • 書類審査の結果が帰ってくるまでのおおよその日数(およそ1週間)
  • 書類審査からテストまでの期限(およそ2週間)
  • テスト通過から面接までの日程(およそ1週間 x n回)
  • 複数回面接した後に、オファーが出た際。その解答までの期限。(およそ1週間)
書類選考に通過してからテスト対策を開始していたのでは日数が少なすぎます。あなたはAWSという超人気企業に応募しようとしているのです。無数にいるライバルに勝つためには、少しでも多くの対策に時間を費やし、準備万端の状態でスタートラインに立つべきです。そのための準備が終わるまでは、まだ応募してはいけません
「テスト対策」「面接対策」をしてから書類を応募してください。

ちなみに、こういうスケジュール感は、その部署や時期によって違います。私がAWSに在籍していた間にも面接の回数が変わったりしていました。この辺りの最新情報はエージェントを頼りましょう。

ちなみに、必要なテスト対策は以下です。

英語

実は、応募する職種によって英語のテスト形式は違います。また、その時期によってもテスト内容が変化しています。以下に僕が知っている範囲で情報を書いておきますので参考にしてください。

  • サポート系の職種
    • メールやチャットで US のエンジニアとやり取りしたり、その内容を日本のお客様に伝える仕事が多いです。日英や英日の翻訳をやっておくと良いと思います。
  • ソリューションアーキテクト・ビジネスデベロップメント系のプレセールス系職種
    • USのエンジニアと日本のエンジニアの間にたってミーティングを行う機会がある職種です。英語で技術的な会話(MTG)ができるようにしておきましょう。
  • トレーニング系の職種
    • 基本的に英語のドキュメントが読めれば問題ありません。

技術テスト対策

技術テストも職種によって異なっています。

  • テクニカルサポート
    • 一番技術的なハードルが高い部署です。コーディングも含めて準備が必要です。
  • エンタープライズサポート
    • AWS の知識よりも基本的な IT の知識やトラブルシューティングの知識が重視されます。
  • ソリューションアーキテクト
    • 基本的な IT の知識に加えて AWS の知識も問われます。AWS での基本的なスキルは最低限必要になります。

僕は実際に応募する前に、AWSの人と話をして「言語のテストがあるよ」と言われていたので一生懸命Javaの勉強をしました。ただ、実際にはこれは英語のテストのことでした・・(汗。で実際の技術テストは、経験のあるエンジニアならまったく問題なく解答できるレベルです。
ちなみに私が応募したロールではAWSの知識は全く問われませんでした。

実際に働いてみて感じたのは、AWSの技術に関する知識や情報は、社内に掃いて捨てるほどあります。それよりも、いざというときに頼りになる知識はクラウドよりもベーシックな知識でした。結局お客様がAWSの上でウェブサービスを構築したら、OSの仕組みとかhttpの知識とかDBの知識が必要になりますよね。それらの知識がなくてAWSの知識だけあっても、きっと対応できません。

ちなみに私はAWSでの業務経験ゼロで入ったので、入ってからかなり苦労しましたが・・・(汗。

生成AIの利用

面接対策には生成AIに利用が有用です。ただし、まだ使い方のコツがつかめていない方も多いのではないでしょうか?そんな方はこちらを参考にしてみてください。

より良い結果を得るためのプロンプトエンジニアリング戦略(その1)【明確な指示を書く】
いまや生成AIは転職活動にも必須のツールです。ただしChatAPIを代表とする生成AIは使い方によってその能力力を引き出せたり引き出せなかったりします。 そこで今回から6回のシリーズでプロンプトエンジニアリングを効率的に活用するための戦略を説明していきたいと思います。 生成AIを転職活動に使いたいという方だけでなく、純粋にプロンプトエンジニアリングのスキルを上げたいという方にも有益な情報になっていますので、ぜひ参考にしてください。 明確な指示を書く 生成AIはあなたの心を読むことができません。出力が長すぎる場合は、簡単な返信を求めてください。出力が単純すぎる場合は、専門家レベルの書き込みを依頼してください。フォーマットが気に入らない場合は、表示したいフォーマットを実証してください。モデルが望むものを推測する必要が少ないほど、それを取得する可能性が高くなります。

 

書類応募

さて、ここできたら いよいよ書類選考です。ここまで準備をしてきたあなたは、準備万端。書類選考さえ通れば、もうどんな面接官がきても堂々と対応できるはずです。こっちにはOLPがついてますから!!!

AWS に転職する前にやっておくべき事と入ってからの事

ちなみに、転職前にやっておくべき事はなにか?AWS へ転職した直後に どんなトレーニングがあるのか?等興味がある方はこちらをご覧になってください。

AWSに転職する前にやっておくべき事と注意点

AWSに転職する前にやっておくべき事と注意点
今日は実際にAWSで働いていた経験から「AWSに転職する前にやっておくべき事と注意点」という事でブログを書いていこうと思います。 ここでいうAWSは、米国のAWSではなく、アマゾンウェブサービスジャパン株式会社の事です。 また、このブログは基本的にエンジニア向けに書いてますので、エンジニア系職種(サポートエンジニアやソリューションアーキテクト等)を対象にしています。 まずは、入社後のイメージを持っていただくために、入社してから次の契約までを簡単に説明します。

 

オススメの転職エージェント

ここで、AWSへの転職にオススメの転職エージェントを紹介させていただきます。

エンワールド

【公式サイト】https://www.enworld.com/

まずオススメするのはエンワールド です。この転職エージェントはクラウドサポートエンジニアソリューションアーキテクトの人を扱っています。

またエンワールド の特徴は以下です。

外資系転職専門の強み

実は、日系と外資で経歴書の書き方が違ったり面接対策が違ったりします。たとえば、日系の場合は経歴に関してかなり細かく網羅的に書くのが良しとされていますが、外資系の場合は短く簡潔に書くほうが好まれます。そんな外資転職の特徴も エンワールド であればノウハウがありますのでとても頼りになります。

AWS への転職に興味がある方は、エンワールド で無料カウンセリングを受けてみましょう!

Geekly(ギークリー)

【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/

次のおすすめはGeekly(ギークリー)です。この転職サイトのポイントは以下です。

  • 首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)が対象
  • IT・WEB・ゲーム業界を専門
  • 正社員案件のみ

比較的新しい転職エージェントですが、求人数 30,000件以上(※2024年1月時点、非公開求人を含む)。独占求人も多数取り扱っており、大手サービスに劣らないサービス力を誇ります。

首都圏でIT業界への転職を検討されている方は、迷わずGeekly(ギークリー) に登録しましょう!!!

リクルートダイレクトスカウト

【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/

次のおすすめはリクルートダイレクトスカウト です。この転職サイトのポイントは

年収800万から2000万円のハイキャリアの求人が中心

です。

少なくとも現年収が600万円以上の方の利用をオススメします

また、このサイトの使い方としては、実際に転職活動を本格的に始める前に、

とりあえず登録しておいて どんなエージェントから連絡がくるか様子を見るだけでもOKです。

年収800万から2000万円のハイキャリアの年収での転職を目指している方は、とりあえず登録しておいて損は無いと思います。

【おすすめ】AWS転職に本当に役に立つ転職サイトと転職エージェント

【おすすめ】AWS転職に本当に役に立つ転職サイトと転職エージェント
今日は、実際にAWSに転職したことのある僕が、本当に役立つと感じた転職サイトと転職エージェントを紹介します!。早速行ってみましょう!

 

 

まとめ

さて、ここまで僕が実際にAWSに転職したときにやったことを書いてきました。参考になりましたでしょうか?

その他にも、AWSの転職に実際に役に立った転職エージェントも紹介しています。こちらもよろしければ見てみてください。

エンジニアが転職で幸せになるための15か条

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エンジニアが転職で成功するために本当に必要なもの 転職には「勇気」が必要です。 転職が怖くないエンジニアなんていません。 どんな熟練エンジニアでも、CTOでも転職とは怖いものです。 でも、転職を成功させる事によって、給料が上がり、技術スキルが上がり、生活の満足度が上がる可能性があります。 転職は、あなたを幸せにする力を持っています。 では、どうしたら幸せな転職ができるんでしょうか? 僕はいままで、AWS・ヤフー・楽天・ベンチャーCTO等、多くの転職を経験してきました。 採用側でも面接を沢山しています。 そんな中で、多くのエンジニアが誤解をしている事に気づきました。 僕が会ってきたほとんどのエンジニアは「高い技術力があれば良い転職ができる」と思っています。 これは、誤解です。 なぜ、誤解と言えるのか? 少し説明させてください。 企業が募集しているエンジニアはスーパーエンジニアだけではありません。 なぜなら、転職市場には需要と供給があるからです。 わかりやすく言うと、優秀なエンジニアは給料が高いからです。 「CTO級の技術力があるエンジニアが沢山必要」という企業はそう多くありません。 例えばエンジニアが100人在籍している企業があったとしましょう。 その組織の構成はおそらくこんな感じです。 CTOまたは、それ級のエンジニア一人か二人 アーキテクト数人 エンジニアリングマネージャ数人 シニアエンジニア数人 ミドルエンジニア数十人 ジュニアエンジニア数十人 どの企業も給料とスキルのバランスを見ながら組織を作ります。 つまりあなたのライバルは、あなたと同じようなスキルや給料のエンジニアです。 転職に必要なのは、ライバルに勝つスキルです。 それともう一つ、 転職によって自分の価値(スキルや給料や満足度)が上がる環境を手に入れるスキルです。 このスキルを持っていれば、あなたは転職で幸せになる(スキルや給料や満足度を上げる)事ができます。 この記事では、どうすればそのスキルが身につくかを書いていきます。

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今日は、日本のAWSで働くエンジニアが、どのくらいの給料をもらっているか解説します。 また、AWSでは給料とは別にRSUと呼ばれる自社株の付与があります。こちらも魅力的な報酬制度なので合わせて説明していきます。

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今日は、実際に内定をもらった経験から、AWSのエンジニア中途採用面接がどんな内容だったのか?一次面接・二次面接・最終面接ごとに説明します。 ちなみに、部署や時期によって内容には違いがあると思いますので、その辺りはご了承ください。 (私のタイミングはかなり短いパターンだったと思います)

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クラウドの世界では、いまや圧倒的シェアナンバーワンは AWS です。またエンジニアの転職で非常に人気のある企業でもあります。 一方、AWS は非常に転職が難しい企業という事で知られています。とくに採用面接が独特です。 僕は、数年間 AWS で働いていましたが、思うところがあり退職しました。 今回は、僕がなぜ 人気企業である AWS を辞めようと思ったかを書いていこうと思います。 AWS で働く事に興味がある方は、参考にしていただければと思います。 また、次の転職活動の面接の際に、転職理由をどのように説明したかも書いています。簡単に言うと「建前と本音をどう使い分けたか?」ですね。現在転職活動中で、この辺で悩んでいる方にも参考になるかと思います。

【おすすめ】AWS転職に本当に役に立つ転職サイトと転職エージェント

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今日は、実際にAWSに転職したことのある僕が、本当に役立つと感じた転職サイトと転職エージェントを紹介します!。早速行ってみましょう!

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今日は僕の経験から、外資系企業で働く事の悪い点を書いていきます。 その中でも今回は「外資系企業は本当にクビになりやすいのか?」という事について書いていこうと思います。 最初に行っておくと 外資でも滅多なことではクビにならないし、クビのときはパッケージと呼ばれる特別退職金がついてきます。 ので安心してください。

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今日は「【初回面談で見分ける】こんな転職エージェントには気をつけろ!!!」というタイトルで記事を書いていきます。 僕は自分で書くのもなんですが、結構な数の転職エージェントと話をしています。 正直、一回30分から1時間の面談で、そのエージェントの実力をすべて把握するのは絶対に無理です。 ただし、たくさんのエージェントと話をした経験から、こういうエージェントは避けた方が良いなというポイントを見つけました。 それぞれのポイントを書いていきますので、皆さんの参考にしてください。

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