エンジニア中途採用面接で実際にあった逆質問

面接

はじめに

僕は、採用側の立場で面接官をすることがよくあります。その中で、かならず「何か質問ありますか?」という、応募者からの質問コーナーを作っています。これは、応募者がどれだけその会社の事に興味があるか?を確認するための質問です。

でも、実際に皆さんどんな逆質問をしてるか気になりませんか?

ということで、僕が実際に受けた応募者からの質問をまとめてみました。早速いってみましょう!

何か質問ありますか?

どんな技術スタックを使っていますか?

これは、良く聞かれる質問です。実際にどんな技術が必要なのか?自分のスキルが活かせるのか?前向きに考えているからこそ出てくる質問だと思います。エンジニアであれば、こういう質問は必ずしないとダメですね。

どんなチーム構成ですか?

これも、自分が働く環境をイメージするために必要な質問だと思います。チーム構成が複雑だと面接官は答えるのが難しい場合もありますが、自分がどんなチームでどんな仕事を任せられるのか?事前に確認する必要があるので、こういう質問もしておいた方がいいと思います。

運用と開発は分かれていますか?

これは、上記の質問のバリエーションですね。ただ、開発も運用も行っているウェブサービスの会社だと、運用担当なのか?開発担当なのか?で仕事内容が大きく違ってきます。入社してからこんなはずじゃなかったとならないために、こういう内容も確認しとくべきだと思います。

社員の割合はどのくらいですか?

これは、応募した企業が実際に開発力がある企業なのか?業務委託管理だけの会社なのかを見極めるために必要です。もしプロジェクトマネージメントがやりたいのであれば、業務委託が多い会社でも問題ないと思います。ただ、自分でコーディングしたいとか技術力を上げたいのであれば、実際にコーディングする機会があるか、こういった質問で事前に確認しておきましょう。

フロントエンドの技術とバックエンドの技術のどちらが必要ですか?

求人票には、サーバサイドと書かれていても、実際には React とか Vue の開発の場合もあります。もし、どちらかが志望の場合は、APIの開発なのか?UI側の開発なのかは確認しておきましょう?

どのくらいの規模の開発が多いですか?

これも、実際に開発する際のイメージを掴むために重要だと思います。もしかしたら回答はウォーターフォールで開発している企業と、アジャイルで開発している企業で違った答えになるかもしれません。

答えが、工数かもしれませんし、期間かもしれません。

ただ、その会社が計画を立てるうえで重要だと思われている指標で答えが帰ってくると思います。その点も注意して聞いてみましょう。

「2週間のスプリントで、少しずつリリースしている」と答えた場合は、アジャイルの開発が定着している企業でしょう。

一方、「10人のメンバーで、三ヶ月から半年くらいの規模が多い」等と答えた場合は、ウォーターフォール型の開発手法が多いんだと思います。

「n万行ぐらいの開発が多い」という答えは、SI的な工数見積ですので、SI的な仕事の仕方が多いんだと思います

どんなところに仕事のやりがいを感じますか?

これは、面接官の方にも答えがいがある質問です。でも、こういう抽象的な質問は、その会社の価値観を測る上で重要な指標です。

「期日内に開発が完了すると、達成感がある」と答えた場合は、割と開発に特化した仕事になるんでしょう。

「リリースしたものに対して、お客様から良いフィードバックがもらえると嬉しい」回答がある場合は、サービス開発のフィードバックループをまわして改善するような仕事になるでしょう。

「リリース後の一体感にやりがいを感じる」と答えた場合は、開発部署の結束が強い企業なんだと想像できます。

そういった事も、企業選定の判断になると思いますので、こういった質問も積極的にしてみましょう。

番外編

今日の僕は、どうでしたか?

こういうのはすごく気になりますが、面接官がフランクな人の場合でも聞いちゃダメです。正式な回答は人事経由でもらえます。常識がない人なんだなと思われてしまします。

社宅はありますか?

これを聞いてきた人は、いままで一人しかいませんでしたが・・・、事前に調べておいたほうが良いですね。

まとめ

というわけで、今日は僕が実際に面接でされた、応募者の方からの質問を書いてみました。

ほかにも、僕がAWSや楽天などの面接を受けたときの話もブログに書いてますので、よろしければそちらも参考にしてください。

【内定者直伝】僕がAWSの転職に成功するためにやったこと

【本人直伝】セールスフォース(Heroku)のエンジニア最終面接を通過するためにやったこと

【20代におすすめ】エンジニアの転職に役立つ転職サイトと転職エージェント

【無料もあり】最近話題のオンラインプログラミングスクールを調べてみた

それでは、また!!!