【実録】Google の採用面接を受けてみた!!!

google

Googleの面接を受けた。

落ちた。

英語ができなかったからではない。

技術力が足りなかったからでもない。

Googleの面接は、普通の転職面接とは別のゲームだった。

当時の僕は、そのルールを理解していなかった。

今回は、実際にGoogleの面接で何が起きたのかを書いてみる。

Googleの書類選考を通過するには?

Googleに応募するなら、一番確実なのはリファラルだと僕は思います。

リファラルとは社員紹介のことです。

応募フォームから書類を送って、返事を待つ。その前に、Googleで働いている知り合いがいないか探してみてください。

Googleで働いている知人がいれば、まずは仕事の内容や募集ポジションについて話を聞いてみるのも一つの方法です。「そういえばあいつGoogleに転職したらしいよ」という人が、友達の友達にいるかもしれません。

「紹介してよ、なんて図々しいかな?」と思うかもしれません。もちろん相手との関係や事情によりますが、僕の場合は快く引き受けてもらえました。

ただし、紹介してもらえば書類選考や面接を通過できる、という話ではありません。選考そのものは、そこからです。

僕も知り合いに声をかけてみました。まずはランチでも、と。面接よりは、だいぶ得意な分野です。

Googleの採用に応募するまで

僕の場合は同僚がGoogleに転職したので、彼に紹介してもらうことにしました。もちろん2つ返事でOKでした。

そもそもなぜGoogleを受けたのか。

当時、僕はAWSを辞めようと思っていました。辞める理由は別の記事に書いてますが、要は「このまま続けることへの違和感」みたいなものでした。
【本人が告白】僕が AWS を辞めた理由

で、どこに転職するか考えたとき、せっかくなら一番上を狙ってみようと思いました。それがGoogleでした。

まずは六本木のオフィスに招待してもらいランチしながら作戦会議。

ちなみに当時訪れたオフィスでは、カフェのドリンクもランチも無料でした。贅沢な料理を食べながら、どんなポジションがあるのか?とか社内の雰囲気を教えてもらいました。

次に希望ポジションのマネージャを紹介してもらいました。このマネージャとは渋谷のオフィスで雑談。そのポジションがどんな仕事かを教えてもらいながら楽しく雑談。

で、最後に「人事からメールがいくからよろしくね」と言われ雑談は終了しました。

ごはんもおいしいし、人も親切。すっかり入社したくなります。採用するかは向こうが決めるんですが。

Google の書類選考

後日、言われていたように人事からメールがきました。

メールのタイトルは「Message from Google HR: Sharing New Opportunities with You」というものでした。

文章は「いつもお世話になっております。」だけが日本語。あとは全部英語で書かれています。

ここに、いくつかの募集要項のリンクが貼られていて、このポジションに興味があるか?と書かれています。

「興味があるよ」と返事をするとレジュメを送ってくれと返信がきました。なので早速用意しておいたものを返信します。

ちなみにレジュメとは職務経歴書のことです。外資系でも日本支社の場合は日本語の経歴書を送ることが多いのですがGoogleは英語のものをもとめられました。このあたりは普段、英語で経歴を説明する機会がなければ、事前に準備しておきたいところです。

Google以外の外資系も考えていて、英文レジュメなどの応募準備が気になる方は、エンワールドに相談する方法もあります。僕も実際に使ったことがありますが、添削から面接対策まで無料でした。
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書類を送って、次は面接へ。自分で応募したのに、話が進むと、急に腰が引けます。でも、もう引き返せません。

Googleの採用面接

人事面接

初回は人事との面談です。というより、僕の場合は今後の面接の流れの説明という感じでした。

そのかわり、すべて英語で進行します。僕は英語が得意ではないので、これが一番きつかったです。

僕の場合は事前準備として、英会話の先生(ITの仕事が本業のアメリカ人)と何度か英語の面接の練習をしてから臨みました。

なお、その後は、日本人の面接官と日本語で行われました。僕の選考は、すべて英語だったわけではありません。

人事面談では「Interview Preparation Guide」というPDFも渡されました。面接の流れや評価ポイントが説明されていました。

Interviewing at Google:選考の流れと期間

Google は独自の採用プロセスを採用しており、人事からもらった資料では、選考は平均4〜6週間と説明されていました。このプロセスには以下が含まれます。

職種や時期によって選考は異なりますが、Googleの面接でどんな点が見られるのか、参考になると思います。

面接

異なる評価ポイントに焦点を当てた4つの面接がありました。職務に関する知識、ケーススタディ、問題解決の考え方、リーダーシップやGoogleynessです。

面接は複数日に分ける場合も、1日にまとめる場合もあり、対面が難しい場合はオンラインで実施するという説明でした。それぞれの内容は、このあとの「面接の各ステップ」で紹介します。

Committee Review

面接後は、採用委員会による審査です。経歴のプロフィール、面接官からのフィードバック、場合によっては社内外の参考資料などをまとめ、社内の複数の社員が検討する仕組みだそうです。

Offer Review

すべての情報が収集されたら決定が下され、採用の場合はオファーされます。

面接の各ステップ

それでは面接の各ステップの詳細を説明していきます。

Interview focus area 1: Role-Related Knowledge (RRK)

過去の経験についての質問と、まだ経験していない仮定の状況についての質問が組み合わされます。4〜5つの職務に関する質問を通じて、論理的思考力や問題解決の力を見る面接です。

すべてを知っているかだけでなく、今どう貢献できるか、今後どう成長できるか。技術的な適性に加えて、人間関係やプロジェクト管理も審査項目です。

Interview focus area 2: RRK Case Study

事前に渡される顧客事例をもとに、担当者としての対応を考える面接です。

面接前に採用担当者から事例が提供され、当日はその状況での役割を演じながら、面接官との質疑を行うという説明でした。知識の説明に加えて、具体的な場面でどう対応するかが問われます。

Interview focus area 3: General Cognitive Ability (GCA)

正解だけでなく、問題への取り組み方や、考える過程を説明することが重視されます。

過去に直面した複雑な課題や、仮定の状況について、自由に答える形式の質問が使われます。状況をどう理解し、何を考え、どのような理由でその解決策を選んだかを説明します。

声に出して考えてもよいとされていました。唯一の正解を当てようとするより、自分の判断をデータや数字などの根拠とともに伝えることが大切です。

Interview focus area 4: Leadership & Googleyness

周囲とどう協力し、意見の違いや変化にどう対応するかを見るものです。

役職としてのリーダー経験だけではありません。チームや他部門、上司などを巻き込み、物事を前に進めた経験も含まれます。

準備として、次のような経験を振り返るよう案内されていました。

  • 自分の成果や、チームの成功に貢献した経験
  • 困難な問題や、意見の対立に対応した経験
  • 他者との協働や、一人での仕事を通じて学んだこと

また、曖昧な状況や変化への対応、自分と異なる視点を尊重すること、倫理的な判断なども挙げられています。「何を達成したか」とあわせて、「周りとどう動いたか」も振り返っておきたいところです。

こちらの動画ではプロジェクト・プロダクト・プログラムマネジメント職向けの面接準備について説明しています。

こうして見ると、Googleの面接では、何を知っているかに加えて、どう考え、周りとどう仕事をするかも見ようとしていたんですね。

僕は不採用でしたが、この経験はその後の転職活動に役立ちました。自分の経験を、応募先の仕事に結びつけて伝える。その準備をもっとしておけばよかったと思います。

反省点なら、今のほうがすらすら答えられます。面接はもう終わっていますが。

実際に面接を受けてみて

僕が実際に進んだのはRRKまでです。顧客の技術支援をする仕事への応募だったので、技術知識と顧客対応、自社へのフィードバックのバランスを聞かれた記憶があります。細かな質問文は覚えていませんが、知識を持っているだけでなく、仕事でどう動くかを考えておくべきだったと感じます。

もう一つ覚えているのが、面接当日にロビーから会議室まで歩いた時間です。僕は緊張して、ほとんど何も話せませんでした。そこも見られていた気がします。

今なら、担当する製品や仕事の役割、Googleのカルチャーをもっと調べて臨みます。それから、雑談も含めて目の前の人と会話すること。答えの準備だけでなく、一言話せる余裕もほしかったですね。

技術知識そのものより、そうした準備が足りなかった。今の僕はそう感じています。

英語の面接は練習したのに、日本語の雑談で無言になる。準備って難しいです。

「ちょっと気になる」くらいで、始めてもいい

「Googleの話としては面白い。でも自分が転職、まして外資系なんて」

そう思った方もいるかもしれません。でも、自分の経験がほかの会社でどう評価されるかは、聞いてみないと分かりません。

同じ経験でも、会社や仕事が変われば、活かせる場面は変わります。今の会社では当たり前にやっていることが、別の会社では求められているかもしれません。

転職活動というと、退職の決意を固めてから始めるものに見えます。でも、どんな仕事があるかを知ってから、今の会社に残るか考えてもいいんですよね。

外資系で自分の経験に合う仕事があるか気になったら、エンワールドで相談する方法もあります。国内の外資系・日系グローバル企業を扱っていて、転職するか決めていない段階でも相談できます。
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「外資系かどうかより、面白い仕事がしたい」という方には、僕が利用してきたIT系の転職エージェントもまとめています。
IT・Web業界の転職エージェントを見る

退職届を書く前に、選択肢を増やす。順番としては、そのほうが心臓にやさしいです。

おわりに

以上、実際にGoogleの面接を受けた経験をもとに書きました。

結果は不採用でしたが、Googleの中を少しのぞいてみたい方にも、これから応募する方にも、参考になればうれしいです。

もう少し読んでみたい方には、こんな話もあります。

外資系で働く実際のところが気になったら。

面接の次は、入社したあとの話です。僕がAWSで働き、辞めるまでに感じたことを書いています。

【本人が告白】僕が AWS を辞めた理由
AWSは激務?待遇に満足していた僕が、それでも辞めた理由とは。元AWSジャパン社員が、仕事の忙しさや顧客対応、働いて良かったこと、退職後の後悔を本音で振り返ります。AWSへの転職が気になる方に、仕事内容や働き方との相性を考える材料を届けます。

自分の経験をどう伝えるか、気になったら。

その後の転職では、経歴書を書き直したことで面接の流れが変わりました。こちらは、オファーをもらうまでの話です。

SmartHR・ウェルスナビ・マネーフォワードからオファーをもらうまで|経歴書を書き直して流れが変わったエンジニアの転職記
今でこそ、 SmartHR ウェルスナビ マネーフォワード そして、いまの会社 からオファーレターをもらった、という話ができる。 でも最初から順調だったかというと、 全然そんなことはない。 むしろ、転職活動の序盤はわりと普通に、 いや、ちょっと多めに、面接で落とされている。 履歴書を書き直したら、面接の空気が変わった これ、本当に分かりやすく変わった。 面接で聞かれることが、 「このプロジェクト、もう少し詳しく教えてください」 「その判断、なぜそうしたんですか?」 「それ、今うちでも課題です」 全部、履歴書に書いた実績の話。 しかも、 それって全部、自分が実際にやってきたことだから、 思い出しながら話せる 変に準備しなくていい 自然に熱量が出る 結果として、 あれ? 面接対策、勝手にできてない? という状態になった。

「転職もちょっと考えてみようかな」と思ったら。

情報収集から応募、内定まで、何から始めればいいかをまとめています。

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転職したいけど、何から始めればいい?情報収集から職務経歴書、応募、面接、内定・退職までの流れをやさしく解説。本命企業への応募やリファラルと、エージェントを併用する進め方も紹介します。転職するかは、調べてから決めて大丈夫です。

それでは、また。