【中途面接対策】面接で聞かれる想定質問集

転職ノウハウ

はじめに

今日は「【中途面接対策】面接で聞かれる想定質問集」という内容で、想定質問を紹介したいと思います。下記のうち9割くらいを実際に書き出してみると、面接の準備に役立ちます。また、何度か読み返してみれば暗記しなくても当日答えられるようになると思います。

最近では、リモートの面接がメインになっていますので、画面に表示しておけば緊張して頭が真っ白になったとしても、とっさに確認して答えられるというメリットもあります。

一度は書き出して回答を作ってみることをおすすめします。

前半

自己紹介
  • 自己紹介をお願いします。
  • いままでの経歴の説明をお願いします。

面接のはじめは自己紹介から始めるのが普通です。「自己紹介」と言われる場合もありますし「経歴の説明」と言われる場合もあります。面接官は事前に履歴書や経歴書を読んでいますので内容に関しては理解しているはずです。ですので、この時間はあなた自身のウォーミングアップとして使ってください。また、

履歴書や経歴書を読んだだけでは伝わらない、あなたのアピールポイントを織り交ぜて説明しましょう。

ただ単に「XXXX年に株式会社〇〇に転職しました。」ではなく「それまで関わっていなかったWEBのスキルをおぼえたいと思い、株式会社〇〇に転職しました。」といった感じです。

自己分析
  • あなたの長所・短所を教えてください。
  • まわりから、あなたはどのような人物だと言われていますか?

これも、あなた自身の自己PRを行うチャンスです。基本的にあなたをPRする内容のみ伝えればOKです。短所に関しても「慎重すぎるのが短所ですが、常に丁寧な仕事を心がけています。仕事を覚えた後に徐々にスピードアップするように努力しています。」等

必ずあなたの長所に結びつくような説明をしましょう。
転職理由
  • なぜ転職されるのですか?
  • 前職の転職理由を教えてください。
ここは、あなたのキャリアプランも合わせて説明しましょう。

「いままでSIでお客様のためにシステム開発をしてきましたが、自社サービスを運営している会社に転職して、自らでサービスを作り上げる仕事をしたくて転職を決意しました。」といった感じです。

また、転職を決意したきっかけはネガティブなものである事が実は普通です。「直属の上司とあわなかった」とか「残業が多かった」等ですね。ただ、ここは

ポジティブな理由で説明しましょう。

たとえば以下の例であれば

  1. 「SIでシステム開発をしていた」
  2. 「残業が多くて嫌になった」
  3. 「転職しようと思って転職エージェントに登録した」
  4. 「普段自分が使っているサービスを開発している会社の求人を紹介された」
  5. 「自分でもサービスを作る仕事をしてみたくなった」

であれば、「いままでSIでお客様のためにシステム開発をしてきましたが、自社サービスを運営している会社に転職して、自らでサービスを作り上げる仕事をしたくて転職を決意しました。」という感じです。

「残業が多くて嫌になった」とか「転職エージェントに紹介されたから」は事実であっても説明する必要はありません。だれしもポジティブな理由とネガティブな理由があるのは面接官もわかっています。面接官が見ているのは、ネガティブな感情をコントロールして、自分なりにポジティブな理由に変換できるか?です。やっぱり一緒に仕事をするのにネガティブな人よりポジティブな人の方が良いですよね?うまくポジティブな理由に変換して伝えましょう。

志望動機
  • なぜ、当社を志望したのか教えてください。
  • なぜ、同業他社の中から当社なのでしょうか?

ここもあなたのキャリアプランに合わせて説明できると良いでしょう。例えば、「自らでサービスを作り上げる仕事をしたくて転職を決意しました。できれば自分が日頃使っていて、自分も便利だと感じられるサービスの開発をしたいと思っています。」とか「自分自身が競合他社製品より御社製品を好んで使っています。理由は・・・・」といった感じです。

志望動機は、ほとんどの面接官がとても重要に考えている項目ですので、ここは他の質問より時間をかけて回答を用意しましょう。

中盤

スキル・経験
  • これまでの誇れる実績や成功体験を教えてください。
  • あなたを採用したら、どういうメリットがありますか?

中途採用の場合、あなたが即戦力かどうか?が非常に重要な判断基準です。「御社に入ってから頑張って勉強します。」が通じるのは、新卒か第二新卒です。あなたが、転職先に貢献できる事をアピールしましょう。ただし、あなたがスペシャルなエンジニアである事必要はありません。

普段あなたが使っているスキルでアピールしてください。

たとえばフロントエンドのエンジニアの求人であれば、あなたが普段使っているフロントエンドの技術でアピールしてください。また、コミュニケーションが特にな方は、そちらもアピールしましょう。

人柄
  • 挫折・失敗体験を教えてください。
  • 自分の意に反する業務支持を出されたらどうしますか?

仕事をしていると必ずしも想定通りに開発が進まなかったり、チームメンバーとの間で問題が起こることがあります。それは、どの会社でも一般的なことです。そういった問題に対して、問題解決能力があるかどうか?を聞かれています。過去のトラブル等を思い出して回答を考えてみましょう。

こういう回答に対しては、STAR形式で回答を用意すると、説明もしやすくなりますし 面接官にも理解しやすくなります。

STAR形式については、こちらの記事に説明を書いていますので参考にしてください。

【内定者が説明】AWSエンジニアの中途採用面接とは?
今日は、実際に内定をもらった経験から、AWSのエンジニア中途採用面接がどんな内容だったのか?一次面接・二次面接・最終面接ごとに説明します。 ちなみに、部署や時期によって内容には違いがあると思いますので、その辺りはご了承ください。 (私のタイミングはかなり短いパターンだったと思います)
企業理解の確認
  • 弊社のサービスやアプリは利用したことがありますか?
  • 〇〇の業界は今後どうなっていくと思いますか?

これは、あなたが

その企業に対してどれだけ準備しているかを確認するための問題です。

「御社が第一志望です。」と言いつつ、実際にサービスを使った事がなければ、口だけの第一志望だとわかってしまします。また、サービスや業界に関しては、明らかに面接官の方が知識が上です。その前提であなたが、どこまでサービスや企業の事を調べているのかが試されています。これは回答が間違っていても問題はありません。あなたなりの調査をしていて、それを人に説明できるところまで準備できているか?を見られています。

志向性の確認
  • 当社でやりたい事、やれる事は何ですか?
  • 仕事をするうえで大事にしていることは何ですか?

これは、転職先であなたがどのように貢献できるのか?を今までと違う角度で聞かれています。あなたが得意なスキルがあれば、それを使った仕事がしたいというアピールをしても良いですし。また、あなたが仕事をするうえでもっているポリシーがあればそういったものを説明しても良いでしょう。たとえば、「家族や親戚にも使ってもらえるようなわかりやすいUI/UXを実装したい。」でも良いですし、「テスト設計を大事にしているので、御社のサービスの足りないテストを準備して、クオリティアップに貢献したい。」といった事でもOKです。

終盤

希望条件
  • ご希望の年収はどのくらいですか?
  • 最低の希望年収はどのくらいですか?

年収に関しては、日本人特有の忖度は必要ありません。最低の希望年収を伝えた場合、ほとんどの企業がその最低年収であなたにオファーを出してくるでしょう(もちろん、そうでない企業もありますが)。ですので、希望年収と最低の希望年収は同じでOKです。

このあたりは転職エージェントからも同じような話をされますので、変に低い金額を口にしてしまわないように気をつけましょう。
選考状況
  • 他にどういった企業を受けていますか?

これに関しては、隠す必要もありませんが、すべてを説明する必要はありません。企業側が知りたいのは、実際にオファーをしたときに競合になる企業の情報です。あなたが他社からすでにオファーをもらっているのであれば、それを伝えれば選考のスピードを早めてもらえるでしょう。

また、他社から良い金額のオファーをもらっているのであれば、遠慮なくそれも伝えましょう。もしその企業があなたを必要と考えているのであれば、他社よりも良い金額のオファーを提示してくれるでしょう。

その他
  • 何か質問はありますか?

この質問は非常に大事です。これは時間が余ったから聞いてきているわけではなく、

あなたがその企業の調査をどの程度しているかを確認するための質問です。

事前に質問を用意しておき必ず聞くようにしましょう。

可能であれば、その企業にあった質問ができると良いですが、その企業で働く事をポジティブに考えている事が伝わる質問であれば、ある程度汎用的な質問でもかまいません。

たとえば「私が入ったら、どのような業務がアサインされますか?」「私が入ったら、どのような貢献を期待しますか?」「事前に勉強しておいた方が良い事はありますか?」等です。

ちなみに僕のブログでこの質問に関して詳しく説明した記事を書いてますので、よろしければ見ていってください。

エンジニア中途採用面接で実際にあった逆質問
僕は、採用側の立場で面接官をすることがよくあります。その中で、かならず「何か質問ありますか?」という、応募者からの質問コーナーを作っています。これは、応募者がどれだけその会社の事に興味があるか?を確認するための質問です。 でも、実際に皆さんどんな逆質問をしてるか気になりませんか? ということで、僕が実際に受けた応募者からの質問をまとめてみました。早速いってみましょう!

オススメのエージェント

面接対策に関しては転職エージェントの力を使うことで合格に近づく事ができます。ここでオススメの転職エージェントを紹介させてください。

リクルートエージェント


【公式サイト】https://www.r-agent.com/

何を隠そう僕は転職の際は必ずリクルートエージェントに声をかけています。

なにがオススメかというと、まずは

業界最大手だけあって求人数ナンバーワン
という点です。
僕の場合、ここで求人の8割を探して、残り2割のニッチな求人を他で探す。くらいの意識でいます。
さらにリクルートエージェントの良いところは、
エージェントが優秀
です。
とにかく求人が沢山あるので、そこからマッチする会社を探すのは大変です。
ここのエージェントは、ちゃんと応募者の事を見ています。そして、個人にあった求人を探してもってきてくれます。正直、その求人の質と量には感嘆しました。
そうしてもう一つのおすすめが、これです。
面接力向上セミナー
個人的には、このセミナーに参加するためだけでも登録する価値があると思っています。僕は面接の前に、この動画を見直してイメトレをしていました。もう何回見たかわかりません。
もし初めて転職をしようという方に、真っ先にオススメするのはリクルートエージェントです!
無理に転職を進めてくるような事は絶対ありませんので、今すぐ転職するつもりがなくても相談してみる事をオススメします。
リクルートダイレクトスカウト

【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/

次のおすすめはリクルートダイレクトスカウト です。この転職サイトのポイントは

年収800万から2000万円のハイキャリアの求人が中心

です。

エージェント側も、ある程度の経験やスキルがある応募者を求めていますので、現時点で上記の年収帯に該当しているか、または目指している方にはぴったりな転職サイトです

少なくとも現年収が600万円以上の方の利用をオススメします

また、特徴としては、

複数の転職エージェントからスカウトの連絡がきます。

その中から気になるエージェントに返信して求人を紹介してもらうスタイルです

僕の場合、金曜日の夜 21:00ぐらいに登録したところ、その日の内うちに4人、次の日の午前中に3人からメッセージがありました。

おそらく週明けにもう少しメッセージが入ると思うので、その中で気になるエージェントが入れば連絡を取ろうと思います。

わりとビズリーチと似たような仕組みですが全機能無料で使う事ができます

実際に転職活動を本格的に始める前に、とりあえず登録しておいて どんなエージェントから連絡がくるか様子を見るだけという使い方もOKです。

年収800万から2000万円のハイキャリアの年収での転職を目指している方は、とりあえず登録しておいて損は無いと思います。

エンワールド

【公式サイト】https://www.enworld.com/

次のおすすめはエンワールド です。この転職エージェントのポイントは

なんといっても、外資系転職専門の強み

です。

実は、日系と外資で経歴書の書き方が違ったり面接対策が違ったりします。たとえば、日系の場合は経歴に関してかなり細かく網羅的に書くのが良しとされていますが、外資系の場合は短く簡潔に書くほうが好まれます。そんな外資転職の特徴も エンワールド であればノウハウがありますのでとても頼りになります。

転職先の働く環境なんかもエージェントが情報を持っています。

外資系企業への転職に興味がある方は、まずは無料カウンセリングを受けることをオススメします。

 

まとめ

今日は「【中途面接対策】面接で聞かれる想定質問集」という内容で、想定質問を紹介してきました。

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

このブログでは、他にもこんな記事を書いています。よろしければ見ていってください。

【内定者が説明】AWSエンジニアの中途採用面接とは?
今日は、実際に内定をもらった経験から、AWSのエンジニア中途採用面接がどんな内容だったのか?一次面接・二次面接・最終面接ごとに説明します。 ちなみに、部署や時期によって内容には違いがあると思いますので、その辺りはご了承ください。 (私のタイミングはかなり短いパターンだったと思います)
【エンジニア中途採用向け】面接中のタイムライン
僕は採用側で面接をすることも多いです。面接の1時間をどう使うか?というのは面接官によって変わってきます。 ただし、ある程度予測をすることによって、何の話にどれくらい時間を使うべきか、作戦を立てられるようになります。 僕のいつものパターンを公開しますので、皆さんが面接する際の参考にしていただけたらと思います。
【体験談】コロナ禍での転職活動のメリットとデメリット
今日は実際にコロナ禍で転職活動をしてみたメリットとデメリットを説明します。 結論から言うと、コロナ禍での転職活動はメリットばかりです!!! 転職を検討している方は、このタイミングで活動を始めるのがオススメです。 それでは、具体的に説明していきます。

それでは、また!!!