【エンジニア向け】職務経歴書の書き方

転職ノウハウ

はじめに

今日はエンジニア向けに職務経歴書(レジュメ)の書き方を説明します。

幾つかエンジニア視点でポイントがあるので順を追って説明していきます。

フォーマット

まずは、職務経歴書を書こうと思って迷うのはフォーマットですよね?

僕は可能であれば大手の転職サイト or エージェントが提供しているフォーマットをオススメします。

理由は以下です。

僕も採用側として毎週多くの職務経歴書を見ています。職務経歴書は正しいフォーマットというものはなくて、わりと皆さん自由に書かれています。つまりバラバラです。

そんな中で、よく見るフォーマットというものがあります。それはやっぱり大手の転職サイトやエージェントが提供しているフォーマットです。

正直、個性的なフォーマットよりも、多くの人が使うフォーマットの方が、どこに何が書いてあるのかわかっているので見やすいです。まあ、慣れの問題なんですが・・・。

つまり、職務経歴書は採用側が見やすいフォーマット = 大手が提供しているフォーマットがオススメです。

リンクはブログの最後の方につけて置きますので、そちらを参考にしてください。

全体のポイント

僕の場合、大きく以下の項目で書いています。

  • 自己PR
  • 経験・知識・技術
  • 職務経歴詳細
  • その他
    • 職務要約、保有資格、出願特許、登壇記録、github、 ブログ等・・・

ちなみに僕が採用側で確認する順に説明していきます。

経験・知識・技術

採用側がまず見るのは、経験・知識・技術の部分です。

例えば、こんな感じ

経験・知識・技術
OS: Red Hat Enterprise Linux 7.x 〜 8.x, CentOS 7.x 〜 8.x
開発言語: Java SE 8, 11
フレームワーク: Spring Framework 5.2, 5.3, Spring Boot 2.2 〜 2.3
上記以外にもWEBサーバ、ミドルウェア、キャッシュ、メッセージキュー、DB等 扱った事がある技術はすべて書いておきましょう。
バージョンは、書いたほうが親切ですがそこまで気にする必要はありません。
過去に扱ったものでも、勉強中のものでもOKです。とにかくすべて書いておく事をオススメします。
採用側は、まずこの部分に必須となる技術(その企業で使っている技術)が書いてあるかを確認します。たとえば、PHPを使っている会社の場合、ここにPHPが書かれていなければ、それ以外の情報を見ますが、書かれていなければその履歴書はそれ以上見る事はありません。
とにかく自分が触ったことがある技術は全て書いておきましょう。

職務経歴詳細

次に、見るのが職務経歴詳細です。上記で確認した技術を実際にどの程度業務で使っていたかを確認します。

ですので、職務経歴詳細には必ず以下を書きましょう。

  • プロジェクトの期間
  • どんな技術を使っていたのか?
  • そのときの役割(プログラマなのか?テスターなのか?リーダなのか?)

このときのポイントとしては、

新しいプロジェクト順に上から記述していきましょう。

採用側が主に知りたいのは「直近のプロジェクトで何をしていたのか?」です。

まずは前述の「経験・知識・技術」で必要な技術の経験があるかを確認し、

「職務経歴書詳細」で「その経験がどの程度あるか?」を確認する。

という流れになります。

「職務経歴書詳細」と「その経験がどの程度あるか?」が経歴書のメインコンテンツだと思ってください。

細かいポイント

そのほかにエンジニアならではの細かいポイントを書いておきます。

自分が開発した成果物のURLを記載する

例えばWEBサイトの開発に携わっていたら、そのサイトのURLを記述しておきましょう。自分が開発していた頃に比べてバージョンアップされていても問題ありません(フルリニューアルとかされていいなければ・・・)。どんな規模の開発で、どんなコンテンツなのか、採用側がイメージできるものはできるだけ載せておきましょう。

GitHubやブログの情報を記載する

採用側に伝えてもOKな場合は、GitHubやブログ等の情報も記載しておきましょう。特にすごいコードやコンテンツである必要はありません。あなたが普段どんな事に興味を持っているのか?が伝わる情報があれば、その時点で他の候補者より一歩リードする事ができます。

資格情報は期限が切れていても

資格によっては期限が切れている場合もありますが、採用側はそこまで気にしていません。気になるようであれば、取得年を記述して(見る人が見れば期限切れているなってわかるように)どんな資格をもっているか記載しましょう。

資格の難易度が低かったり、TOEICの点数が低くても記述する

たとえばOracle JavaのBronzeとか、AWSのクラウドプラクティショナー等は、厳しく見るとプロフェッショナルな技術者には物足りない資格です。

またTOEICも履歴書に書くのは通常 800点以上ですが、600点位あれば書いたほうが良いです。

というのも、こういった資格や点数でも持っていないよりは持っている方が遥かに有利になります。

まだ、スキルとしては十分でなくとも「通常業務以外に自ら努力してスキルアップする意思があり、かつその実績がある」という事を証明するには十分な情報です。

難易度が低かったり点数がそこまで高くなくても、経歴書には堂々と記述しましょう。
自己PRは絶対に書いたほうが良い

これは、書く人と書かない人がいるかもしれませんが、絶対に書いたほうが良いです。

書類選考を通すか通さないかは、前述の「経験・知識・技術」と「職務経歴書詳細」で8割くらいが決まります。

ただ、残りの2割くらい、その2つだけだと悩む場合があります。そんなときは自己PRで本人の積極性や人間性を確認します。

自己PRの内容が良いと、気持ちよくOKにできます。

自己PRは、悩んでいる面接官の背中を押すつもりで書きましょう。

内容は転職エージェントにチェックしてもらう

内容に関しては、必ず転職エージェントにチェックしてもらう事をオススメします。プロの目で見てもらう事により、より書類選考に通りやすい職務経歴書にする事ができます。オススメのエージェントを以下に書いておきます。

パソナキャリア

【公式サイト】【パソナキャリア】

僕は転職するときは何度もパソナキャリアを使っています。理由としてはまずは

圧倒的な求人数の多さ

です。いくら良い求人があっても、転職エージェントがその求人を持っていないという事も多々あります。その点 パソナキャリア 業界大手なので、幅広い業種・業界の求人があり安心感があります。数多くの求人の中から自分にあった企業を選びたいという方いんはオススメです。

また、もう一つのポイントとしては以下の点があります。

親身なキャリアアドバイザーのサポートが良い

転職する際には、今回の履歴書の書き方や、面接の仕方、現職の退職の仕方など、アドバイスが必要な場面が多々あります。そんなときにパソナキャリアであれば、親身になって相談にのってくれます。

いざという時に本当に頼りになりますので、まずはカウンセリングを受けることをオススメします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今日はエンジニア向けに職務経歴書の書き方を説明しました。

その他にもこんな記事も書いてますので、よろしければ見ていってください。

【20代におすすめ】エンジニアの転職に役立つ転職サイトと転職エージェント

【おすすめ】転職活動に必須の企業口コミサイト

あと パソナキャリア の経歴書のテンプレートは、こちらからダウンロード可能です。

https://www.pasonacareer.jp/knowhow/resume/

それでは、また!!!