Google転職の英語、何を準備する?僕が英文レジュメと面接の前にやったこと

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Googleへの転職が気になる。でも、英語も気になる。

求人を読む前から、頭の中では英語面接が始まっている。自己紹介で詰まり、質問を聞き取れず、気まずい沈黙が流れる。まだ応募もしていないのに、想像の中ではもう帰りたくなっている。

英語に自信がないと、応募するかどうかを考える前に、そこで足が止まってしまうことがあります。

僕も英語が得意なわけではありません。それでもGoogleに応募し、英文レジュメを提出して、英語で人事面談を受けました。

準備としてやったのは、英文レジュメの書き方の本を買うこと。見よう見まねで書いたものを英語の先生にチェックしてもらうこと。そして、先生に面接の練習に付き合ってもらうことでした。

こうして準備した英文レジュメと、最初の英語での人事面談は、無事にクリア。その後の日本語での面接に進むことができました。

最終的には不採用でしたが、英語での応募準備から、日本語の面接に進むまでの経験はお伝えできます。

この記事では、英語が得意ではなかった僕が、レジュメをどう用意し、面談に向けて何を練習したのかをまとめます。Googleへの応募が気になりつつ、英語のところで足が止まっている方の参考になればと思います。

 

Googleの選考で、僕が英語を使った場面

英文レジュメと、最初の人事面談

僕が応募したのは、顧客の技術支援をする仕事でした。紹介を通じて選考に進み、提出を求められたのが英文レジュメです。この記事では、応募用の英文の経歴書を「英文レジュメ」と呼びます。

面接で英語を使ったのは、最初の人事面談だけ。その後、僕が受けた面接は日本人の面接官と日本語で行われました。

最初から最後まで、英語で技術の話をし続けたわけではありません。

ただし、これは僕が当時受けた選考の話です。自分が応募する仕事でも同じだと考えず、求人票の英語要件を読み、採用担当者と連絡を取れる段階になったら、書類や面接の言語を確認しておきたいところです。

「英語ができるか」を、準備する内容に分ける

「Googleに転職できる英語力はありますか」と聞かれると、答えに困ると思います。僕も困ります。

そこで、応募準備としては、次のように分けて考えると取りかかりやすくなります。

  • 応募書類は、何語で用意する必要があるか。
  • どの面談・面接で、英語を使う予定なのか。
  • 仕事では、どんな場面で英語を使うのか。

書類を書く準備と、その場で受け答えする準備では、やることが違います。入社後に求められる英語も、別に確認が必要です。

この記事では、そのうち僕が経験した英文レジュメと英語面談の準備を取り上げます。

英文レジュメは、本を買って見よう見まねで作った

まずは、書き方の見本を用意した

英文レジュメと聞くと、日本語の職務経歴書を書くより、ずいぶん難しそうに感じます。

英語で、自分の仕事を説明する。しかも、応募先に読んでもらうための書類です。日常会話とはまた違う緊張感があります。

僕は、英文レジュメの書き方の本を買いました。それを参考に、見よう見まねで作りました。

最初から書き方を知っていたわけではありません。本を見ながら、自分の経歴を英文の書類にしていった、というのが実際のところです。

これから作る人も、まず見本となるものを一つ決めて、下書きを作るところからでいいと思います。白紙を眺めていても、英語は湧いてきません。残念ながら、日本語の実績も勝手には英訳されません。

ちなみに僕が参考にした書籍はこちら「英文履歴書の書き方と実例集 」です。
英文レジュメを見たことがなかった僕には、例文が豊富でとても参考になりました。

日本語ではびっしり4枚。Googleに出した英文レジュメは1.5ページ

僕の日本語の職務経歴書は、びっしり4枚ありました。先頭には、使えるプログラミング言語やテクノロジーの説明も載せていました。

一方、Googleに提出したのは、外資系への応募用に内容を絞った英文レジュメです。

先頭に置いていた技術の説明は省き、経歴もポイントに絞る。全体で1.5ページに短縮しました。日本語の4枚を、そのまま英訳したわけではありません。

4枚に書いていたことを減らすとなると、どれも残したくなります。でも、書けることを全部載せると、読んでほしいところも埋もれてしまいます。

だから、英文レジュメを作るときは、英語にする前に「何を残すか」を考える。応募する仕事に関係する経験や、自分の強みが伝わるポイントを選び、経歴の全体像をつかみやすくする、ということです。

もちろん、誰でも1.5ページにすればいいという話ではありません。僕の場合は、詳しく書いていた日本語の経歴書から内容を絞った結果、その分量になりました。

作ったものを、英語の先生にチェックしてもらった

自分で作った英文レジュメは、英語の先生にもチェックしてもらいました。

僕の場合は、「本を見ながら自分で作る」と「先生に見てもらう」の二段階です。

ここからは、これから準備する人への提案です。誰かに英文を確認してもらうときは、何を伝えたかったのかも説明できるようにしておくとよいと思います。

たとえば、確認したいのはこんな点です。

  • 自分が担当した仕事と、チーム全体の成果が混ざっていないか。
  • 何をしたのかが、読み手に伝わる文章になっているか。
  • 書かれた内容を、自分でも理解し、面接で説明できるか。

英文が立派でも、実際にやったことと違ってしまえば困ります。経歴書だけが、自分より仕事のできる人になっていても困るわけです。

なお、僕の応募時は採用担当者にレジュメを送りました。今から応募する場合の提出方法は、応募先の案内に従ってください。Googleの公式ヘルプでも、採用サイトから応募する際の書類アップロードと送信の手順が案内されています。

英語面接は、先生と本番を想定して練習した

自己紹介や志望動機を、英語でやり取りする

英文レジュメの準備とあわせて、英語での面接も練習しました。

僕が使っていたのは、DMM英会話です。ITの仕事を本業にしているアメリカ人の先生に、面接の練習に付き合ってもらいました。

自己紹介や志望動機などを英語でやり取りし、実際の面接を想定した練習を何度かしました。

自己紹介を英語で書くことと、それを相手に話すこと。さらに、相手の話を聞いて返すこと。これらは、準備として分けて考えてよいと思います。

文章ができると、少し安心します。ただ、面接ではその文章を提出して終わり、とはいきません。口に出してみるところまで、準備に入れておきたいです。

英会話の基礎力を上げるために DUO 3.0 とかを普段からやってたんですが、これは続けていて良かったなと心から思いました。

模擬面接で、会話の形にする

先生には、実際の面接を想定したシミュレーションにも付き合ってもらいました。

これから準備する人なら、たとえば次のような話題を、会話の中で説明する練習から始められます。

  • 自分はこれまで、どんな仕事をしてきたか。
  • なぜ、その会社や仕事に興味を持ったのか。
  • 自分の経験を、応募先でどう活かせそうか。

これは準備用の話題の例で、Googleで実際に聞かれた質問を再現したものではありません。

最初は、短くても自分で意味が分かる言葉で説明してみる。詰まったところがあれば、そこを直して、もう一度話す。

自分の仕事を説明するのに、毎回頭の中で長い翻訳会議が始まると大変です。話す内容を整理して、口を動かす練習もしておく。そのために、模擬面接の時間を使うとよいと思います。

当日苦労したのは、選考の仕組みを英語で理解すること

人事担当者は、かなりフレンドリーだった

実際の人事面談は、相手がかなりフレンドリーでした。

僕が英語を苦手としていることが分かると、とても丁寧に説明してくれました。僕の場合は、今後の面接の流れを説明してもらう時間が中心でした。

とはいえ、丁寧に説明してもらえれば、何でもすぐ分かるかというと、そうでもありません。

きつかったのは、Googleの選考にある「面接の各ステップ」を英語で説明してもらったことです。

自分の話をする準備と、説明を理解することは違った

これからどんな面接があるのか。それぞれ、どういう内容なのか。

初めて聞く選考の仕組みを、英語で理解する。ここに、かなり時間がかかりました。その場では、浅い理解にとどまっていたと思います。

自己紹介や志望動機は、自分から話す内容を用意できます。一方、相手が説明する選考の仕組みは、こちらがまだ知らない話です。

英語の面談に向けて準備をするなら、「自分は何を話すか」に加えて、「相手から何を説明されるか」も考えておく。僕の経験から、そういう準備の仕方も伝えたいと思います。

たとえば、事前に届いた案内があれば目を通し、分からない用語や確認したいことを整理しておく。それだけでも、面談で聞くべきことが具体的になります。

送ってもらったPDFを、後から読み込めた

ありがたかったのは、説明資料をPDFでも送ってもらえたことです。面談中に理解しきれなかった内容を、後から読み込むことができました。

僕が受け取ったのは、面接の流れや評価ポイントを説明する「Interview Preparation Guide」という資料でした。

これから受ける人も、もし面談で説明を理解しきれなかったら、分からなかった点を確認したり、後から見直せる資料があるか聞いたりする方法があります。僕と同じ資料を必ずもらえる、という意味ではありません。

たとえば、資料について尋ねるなら、こんな短い言い方でも意図を伝えられます。

Could you send me some information about the interview process?

面接の流れについて、資料を送っていただけますか。

これは今から準備する人向けの例文です。僕が当日に言った言葉ではありません。

選考全体の流れや、実際に面接を受けたときの話は、Googleの採用面接を受けた実録にまとめています。

英語の不安を、次にできる準備に変える

僕がやったことは、本を参考に英文レジュメを作り、先生にチェックしてもらい、面接の練習をすることでした。

それでも、本番では説明を理解するのに苦労しました。準備をしたから、英語の不安が全部なくなった、という話ではありません。

ただ、準備する対象は具体的でした。英文レジュメを一つ作る。自己紹介を話してみる。志望動機を英語でやり取りする。

これから応募を考えるなら、まずは次のことを確認してみてください。

  • 応募先の英語要件と、書類・面接で使う言語を確認する。
  • 見本を参考に英文レジュメを作り、内容や表現を確認してもらう。
  • 自己紹介や志望動機を、実際に相手とやり取りして練習する。
  • 届いた選考案内を読み、面談で確認したいことを整理する。

書類や面接の準備を誰に相談するか迷うなら、転職エージェントに相談する方法もあります。僕が使ったサービスや、相談してよかったことは、転職エージェントと情報収集サービスの記事にまとめています。

Googleに応募するかどうかは、仕事内容や条件を見てから決めていい。英語の要件を確認した結果、もう少し準備が必要だと思うこともあるでしょう。

そのとき「英語を何とかしなきゃ」で止まるより、「まず英文レジュメの下書きを作ろう」まで決まると、次にやることが見えてきます。

僕の英文レジュメも、最初は本を見ながらの見よう見まねでした。Googleという会社の名前は大きくても、応募の準備は、そういう一つひとつの作業でした。