20年以上エンジニアをやってきた。
だから転職活動も何とかなると思っていた。
ならなかった。
面接で落ちる。
書類も通らない。
でも、職務経歴書を書き直したら流れが変わった。
最終的にはSmartHR、ウェルスナビ、マネーフォワード、そして現在の会社からオファーをもらえた。
転職活動で一番効いたのは、面接対策ではなかった。
職務経歴書だった。
最初の頃の面接は、手応えがない
いま振り返ると、あの頃の僕はこうだった。
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経験はある
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マネジメントもやってきた
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AWSもSREも分かってる
……はずなのに、
面接が終わると、毎回モヤっとする。
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ちゃんと伝わった気がしない
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話したはずなのに、印象に残ってなさそう
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質問がふわっと広い
結果、
「今回はご縁がなく…」のメールが届く。
あれ?俺、そんなに市場価値ない?
って、夜に考え始めるやつ。
「俺が悪いのか?」と「やり方が悪いのか?」
この時期、頭の中はだいたいこの二択。
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自分がもう通用しないのか
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それとも、伝え方が下手なだけなのか
で、ひとりで考えても答えは出ないから、
エージェントに相談した。
経歴書を、ほぼ作り直した転機
ここが、今思うと大きな転機だった。
エージェントと一緒に経歴書を見直していて、
言われたことがある。
「これ、すごいことやってますよね?でも、1行で流されてます」
確かにそうだった。
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「SREチームを立ち上げた」
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「大規模リニューアルを担当した」
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「クラウド基盤を整備した」
全部事実だけど、
具体がほぼ書いてない。
そこで方針を変えた。
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何人規模だったのか
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何が一番大変だったのか
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どう判断して、どう乗り越えたのか
-
結果、何が変わったのか
「盛る」のではなく、
できるだけ具体にする。
経歴書の修正ポイント
経歴書で意識したのは、
業務内容を増やすことではなく、プロジェクトごとに「成果」を言語化することだった。
役割や技術は以前から書いていたが、それだけだと
「結局、何がどう良くなったのか」が伝わらない。
そこで、各プロジェクトの末尾に
数値・変化・判断に使われた事実を【成果・実績】として必ず追加した。
結果として、面接では
「この成果、もう少し詳しく教えてください」
と経歴書ベースの質問が増え、説明が噛み合うようになった。
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期間 |
プロジェクト内容 |
環境 |
役割/規模 |
|---|---|---|---|
|
開始期間〜終了期間 |
【業務内容】
【成果・実績】
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使用技術等 |
自分の役割
チーム全体人数 |
重要なのは、【成果・実績】の部分。
経歴書は「業務内容を書く書類」ではなく、
あなたがどんな成果を出せる人かを伝える資料だからだ。
でも、これだけだと「何を書けばいいの?」ですよね。
もっと具体的な方がわかりやすいと思うので、実際に僕の経歴書から転記(一部修正)したサンプルを。
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期間 |
プロジェクト内容 |
環境 |
役割/規模 |
|---|---|---|---|
| 2026年1月
~ 現在 |
【業務内容】
・Core SRE業務 ・買収後の企業に対してPMI の実施(プロダクトとそのセキュリティ中心) ・生成AI 社内利用のためのRAG(LangChain/Bedrock/Pinecone 等)のPoC 【成果・実績】 ・社内のコストと技術負債を見える化し、CTOが判断するための仕組みができた ・インシデントの回数が減った ・自チームのトイル削減のためにRAGのPoCを始めたところ、社内の他部署(ユーザサポートなど)も巻き込んだ検証に発展している。 |
AWS
APIGW Lambda DynamoDB ECS SQS Aurora |
エンジニアリングマネージャ
エンジニア 4名 |
まず、数字を入れられるところはできるだけ入れた方が良い。
さらに【業務内容】に対して自分が「成果」だと思えるものを書いていく。
これによって、面接官はあなたを採用するとどんな成果を期待できるのか?のイメージがつきやすくなる。
「こんな成果が出せるんだったら、ぜひ採用したい」となるわけ。
(ちなみに、この修正に徹底的に付き合ってくれたのがレバテックキャリア でした)
経歴書を書き直したら、面接の空気が変わった
これ、本当に分かりやすく変わった。
面接で聞かれることが、
-
「このプロジェクト、もう少し詳しく教えてください」
-
「その判断、なぜそうしたんですか?」
-
「それ、今うちでも課題です」
全部、経歴書に書いた実績の話。
しかも、
それって全部、自分が実際にやってきたことだから、
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思い出しながら話せる
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変に準備しなくていい
-
自然に熱量が出る
結果として、
あれ?面接対策、勝手にできてない?
という状態になった。
「得意なこと」を話していいんだ、と気づいた
それまでの僕は、どこかで
バランスよく、何でもできます感を出さないと
と思っていた。
でも経歴書を変えてからは、
自分の得意ゾーンに質問が集中する。
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技術と組織の橋渡し
-
修羅場プロジェクトの立て直し
-
クラウド提供側と利用側、両方の視点
すると、
話していて楽しい。
相手の反応もいい。
「評価されてる感覚」が、ちゃんと返ってくる。
そこから、面接がスムーズに進み始めた
嘘みたいだけど、
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書類通過率が上がり
-
面接が続き
-
オファーが出始める
流れが、明らかに変わった。
ここでようやく思った。
あ、俺がダメだったんじゃなくて
見せ方がズレてただけだ
そして、オファーレター4通で本気で悩む
そこから先は、
嬉しいけどしんどいフェーズ。
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どこも魅力的
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どこも正解に見える
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どこを選ばなくても後悔しそう
夜にスプレッドシートを見返して、
朝にまた見返す。
完全に転職活動・第二章。
今、あの頃の自分に言いたいこと
最初の頃、面接に落ちていた自分に言いたい。
落ちた=否定されたじゃない
ただ、
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伝え方が合ってなかっただけ
-
得意な場所に光が当たってなかっただけ
経歴書をちゃんと自分の言葉で具体化したことで、
状況はひっくり返った。
転職活動で使ってよかったエージェント
今回の転職活動で、経歴書の修正にじっくり付き合ってくれたのが、レバテックキャリアです。SmartHR、ウェルスナビ、マネーフォワードからのオファーにもつながりました。
IT・Web業界に特化していて、担当者と技術の話が通じるので、自分がやってきた仕事を具体的に相談しやすかったです。僕の場合は、応募を急ぐより、経歴書を見直すところから自分のペースに合わせてもらえました。
「経歴書を完成させてから登録しよう」と思っている人もいるかもしれません。でも、僕の場合は、一人で完成させたつもりの経歴書こそ、見てもらう必要がありました。
もちろん、探したい仕事によって合うサービスは変わります。僕はほかの転職活動では、幅広い求人探しにリクルートエージェント、外資系の相談にエンワールドも使ってきました。
それぞれの特徴や注意点、まだ転職を決めていない段階で使えるスカウト・口コミサービスは、僕が使ってよかった転職エージェントと情報収集サービスにまとめています。
転職活動で一番大事だったのは
スキルでも、年収でもなくて、
「自分は、何をちゃんと語れるか」
だった気がする。
それに気づけたから、
最後は自分で納得して選べた。
僕の経験が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。


