はじめに
今日は「【初回面談で見分ける】こんな転職エージェントには気をつけろ!!!」というタイトルで記事を書いていきます。
僕は自分で書くのもなんですが、結構な数の転職エージェントと話をしています。
正直、一回30分から1時間の面談で、そのエージェントの実力をすべて把握するのは絶対に無理です。
ただし、たくさんのエージェントと話をした経験から、こういうエージェントは避けた方が良いなというポイントを見つけました。
それぞれのポイントを書いていきますので、皆さんの参考にしてください。
転職エージェントを使ううえで知っておきたいポイント
- エージェント会社は紹介した応募者の年収の(だいたい)3割の金額を、採用企業から報酬として受け取る
- 実際に転職しない限りエージェント会社への報酬はゼロ
- ただし、エージェント会社によって応募社数が担当者の成績になる場合もある
- つまり、実際に転職しそうもない候補者には興味がない
- だから、転職時期を最初に聞いてくる
エージェントから見ると、高い年収を希望して転職に失敗するよりも、少しぐらい低い金額でも(例え年収が下がっても)転職に成功した方がうれしいというのがポイントです。
これは良い悪いではなく、こういうものとして理解した方が良いです。ですので絶対に年収アップする事が目標であれば、はじめにそれは伝えておきましょう。
こんな転職エージェントには気をつけろ!!!
初回の面談は、エージェント会社や担当の魅力を伝えつつ、候補者の心を掴むための重要な機会です。言ってみれば、お見合いの一回目みたいなものですね。
そんな初回面接で、ちゃんと自己紹介しなかったり、マウンティングしてくるエージェントにサポートを依頼しても良い結果にはならないでしょう。
そういう避けるべきエージェントを見極めるポイントを書いていきます。
面談をアイスブレイクから始めない
もしあなたが初めての転職を決意して、初めて転職エージェントと面談するとします。当然、緊張してエージェントと話す事になるでしょう。そんな候補者を前に、いきなり要件に入るのは 相手の気持ちを理解できないエージェントの証拠です。
「普段はリモートですか?」とか「どこで弊社を知りましたか?」とか、何かしら候補者が話しやすい雰囲気になるように気を使えるエージェントを選びましょう。
最初に会社紹介をしない
エージェントの会社によって、得意な業界とか、社内の体制等 それぞれ特徴があります。こちらとしては、まずはどんなエージェントなのか理解してから 自分の求めている業界や求人と そのエージェントがマッチしているか判断する必要があります。そういった事を省略して、いきなり求人の説明から入るような横柄なエージェントは避けましょう。
先に自己紹介をしない
これは社会人として当然だと思うんですが、意外と多いんです。特に大企業に勤めていた経験があっって、いまは会社を立ち上げて社長をしていてエージェントとしても働いているって感じの場合に多いです。その会社の中では偉いのかもしれませんが、こちらとしてはそのエージェントと会うのは初めてです。いくら年齢が離れていようが、会社を経営していようが、自己紹介しないでマウントしてくるタイプには気をつけましょう。
ヒアリングする前に求人を紹介してくる
おそらく事前に登録した経歴等を元に、求人を集めているんだと思います。ただ、やっぱり実際に話をしてみないと、こちらの要望を理解するのは難しいはずです。履歴書や経歴書から勝手に判断して求人を押し付けるようなエージェントも避けた方が良いです。
紹介する求人がコンサルか外資系中心
一般的にコンサル企業や外資系の企業は人の出入りが多いので、それだけ求人の枠が多く、たくさんの応募者を合格させることができます。ですので、エージェントからすると効率良く成績を上げるのに、そういった求人が都合がいいんです。初回の求人が、アクセンチュアとかIBMとか(最近だとシフトとか)の場合は要注意です。
それらしい理屈をつけて紹介したい求人に応募させようとする
「やりがいがある仕事より、給料が良い企業を選んだ方が良い」とか「あなたは事業会社よりコンサルが合っている」というような事を、統計上の数字とかを持ち出して説得してくるエージェントがいます。これも前述したように成果報酬重視のエージェントなので避けましょう。
履歴書や職務経歴書に希望の年収を書かせようとする
これは結構多いんですが、希望の年収を書かせて 企業側に優位に進めさせようとするエージェントがいます。
例えばあなたは現在年収600万円もらっているとします。(日本人にありがちですが)遠慮して最低年収500万円と履歴書に書いたとします。その結果 10社から500万円のオファーをもらうのと、履歴書に希望年収が書いてなくとも、ちゃんとあなたの実力を判断してくれた1社から700万円のオファーをもらうのだととちらが嬉しいでしょうか?
エージェントは確実にオファーをもらわないと、自分の努力が無駄になるので前者です。ただ、あなたが求めているのは後者ですよね?
希望年収を履歴書や経歴書に書く必要はまったくありません。
年齢や応募時期を理由に応募を急かしてくる
これも良くあるパターンですが、○○さんは何歳ですよね?誕生日が来ると何歳になるので、それをすぎると求人が少なくなります。とか言ってくるエージェントもいます。
これ、ほとんどが応募を急かすためのトークでしかなく、現実と合ってないのでこういう事を言ってくるエージェントは避けましょう。
私が紹介した求人は別のエージェントから応募しないで下さい。
「業界のルールとして、先に紹介したエージェントから応募する事になっています」とか言うエージェントがいますが、まったくのデタラメです。
都合の悪いやりとりに返信しない
「それでは、この会社がリモートワーク可能か確認しておきます」「この会社にカジュアル面談を申し込んでおきます」というような場合、その結果が希望に沿ってない場合があります。その場合の結果報告をなかなか連絡してこないエージェントはやめておきましょう。おそらく都合が良い情報はインプットしてくれますが、都合が悪くなった途端、サポートしてくれなくなります。
返信の返信をしない
面談後に「確認なんですが、○○はどうでしょうか?」って感じでメール等で質問がくる場合があります。この返信に「承知しました、早速返信いただきありがとうございした。」等の返信の返信をしてこないエージェントは、企業側にも同じ対応をしている可能性があります。こういう丁寧な対応ができないエージェントは企業側にも悪い印象を与えている可能性があります。
良いエージェントとダメなエージェントを見極める方法
これは僕が転職時に毎回やっている方法です。
一社のエージェントだけ見て、良い悪いを判断するのは誰にとっても難しいです。ですので、複数(できれば3社から5社くらいは)エージェントと話をして比較して決めましょう。
その際に、
たとえば「今月中に数社と面談予定です。その中からサポートをお願いする会社を決める予定です。」等と説明しておきましょう。そうすれば、いきなりマウンティングしてくるような事は少ないでしょう。また、あれ?っと思うようなエージェントがいたら他のエージェントに「他社でこんなこと言われたんですが本当ですか?」と事実確認する事が出来ます。
最終的に一社(多くても二社)に絞った後は、「今回の転職は○○さんにサポートをお願いする事にしました」と伝えれば、その担当も頑張ってくれるでしょう。
エージェントの担当者に気持ち良く仕事してもらうことで、あなたの転職にも良い影響が出て来るでしょう。
まとめ
今日は「【初回面談で見分ける】こんな転職エージェントには気をつけろ!!!」というタイトルで記事を書いてきました。
正直、エージェントの会社も沢山ありますし、担当者もピンからキリまでいるのが事実です。あなたの努力がダメエージェントに無駄にされないように、エージェントを見る目を養っていってください。
この情報が少しでも、みなさんの転職のお役に立てれば幸いです。
僕のブログでは、ほかにもこんな記事を書いてますので、是非見ていってください。
それでは、また!!!