転職活動をしていると、
「自分が否定されている気がする瞬間」が何度かやってくる。
エンジニアとしてそれなりに経験はあるのに、
なぜか転職活動に手応えがない。
もし今、同じように感じているなら、
いまの自分の話をそのまま届けたい。
この話が、少しだけ視点を変えるきっかけになればいい。
今でこそ、
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SmartHR
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ウェルスナビ
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マネーフォワード
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そして、いまの会社
からオファーレターをもらった、という話ができる。
でも最初から順調だったかというと、
全然そんなことはない。
むしろ、転職活動の序盤はわりと普通に、
いや、ちょっと多めに、面接で落とされている。
実際の成績は、カジュアル面談も含めて17社に応募した。
エンジニア転職としては、決して少なくない数だと思う。
| 内容 | 社数 |
|---|---|
| 応募総数 | 17 |
| 不合格 | 5 |
| 辞退 | 8 |
| 内定 | 4 |
特に不合格は転職活動初期に集中している。
最初の頃の面接は、手応えがない
いま振り返ると、あの頃の僕はこうだった。
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経験はある
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マネジメントもやってきた
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AWSもSREも分かってる
……はずなのに、
面接が終わると、毎回モヤっとする。
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ちゃんと伝わった気がしない
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話したはずなのに、印象に残ってなさそう
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質問がふわっと広い
結果、
「今回はご縁がなく…」のメールが届く。
あれ?俺、そんなに市場価値ない?
って、夜に考え始めるやつ。
「俺が悪いのか?」と「やり方が悪いのか?」
この時期、頭の中はだいたいこの二択。
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自分がもう通用しないのか
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それとも、伝え方が下手なだけなのか
で、ひとりで考えても答えは出ないから、
エージェントに相談した。
経歴書を、ほぼ作り直した転機
ここが、今思うと大きな転機だった。
エージェントと一緒に経歴書を見直していて、
言われたことがある。
「これ、すごいことやってますよね?でも、1行で流されてます」
確かにそうだった。
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「SREチームを立ち上げた」
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「大規模リニューアルを担当した」
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「クラウド基盤を整備した」
全部事実だけど、
具体がほぼ書いてない。
そこで方針を変えた。
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何人規模だったのか
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何が一番大変だったのか
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どう判断して、どう乗り越えたのか
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結果、何が変わったのか
「盛る」のではなく、
できるだけ具体にする。
経歴書の修正ポイント
経歴書で意識したのは、
業務内容を増やすことではなく、プロジェクトごとに「成果」を言語化することだった。
役割や技術は以前から書いていたが、それだけだと
「結局、何がどう良くなったのか」が伝わらない。
そこで、各プロジェクトの末尾に
数値・変化・判断に使われた事実を【成果・実績】として必ず追加した。
結果として、面接では
「この成果、もう少し詳しく教えてください」
と経歴書ベースの質問が増え、説明が噛み合うようになった。
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期間 |
プロジェクト内容 |
環境 |
役割/規模 |
|---|---|---|---|
|
開始期間〜終了期間 |
【業務内容】
【成果・実績】
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使用技術等 |
自分の役割
チーム全体人数 |
重要なのは、【成果・実績】の部分。
経歴書は「業務内容を書く書類」ではなく、
あなたがどんな成果を出せる人かを伝える資料だからだ。
でも、これだけだと「何を書けばいいの?」ですよね。
もっと具体的な方がわかりやすいと思うので、実際に僕の経歴書から転記(一部修正)したサンプルを。
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期間 |
プロジェクト内容 |
環境 |
役割/規模 |
|---|---|---|---|
| 2026年1月
~ 現在 |
【業務内容】
・Core SRE業務 ・買収後の企業に対してPMI の実施(プロダクトとそのセキュリティ中心) ・生成AI 社内利用のためのRAG(LangChain/Bedrock/Pinecone 等)のPoC 【成果・実績】 ・社内のコストと技術負債を見える化し、CTOが判断するための仕組みができた ・インシデントの回数が減った ・自チームのトイル削減のためにRAGのPoCを始めたところ、社内の他部署(ユーザサポートなど)も巻き込んだ検証に発展している。 |
AWS
APIGW Lambda DynamoDB ECS SQS Aurora |
エンジニアリングマネージャ
エンジニア 4名 |
まず、数字を入れられるところはできるだけ入れた方が良い。
さらに【業務内容】に対して自分が「成果」だと思えるものを書いていく。
これによって、面接官はあなたを採用するとどんな成果を期待できるのか?のイメージがつきやすくなる。
「こんな成果が出せるんだったら、ぜひ採用したい」となるわけ。
経歴書を書き直したら、面接の空気が変わった
これ、本当に分かりやすく変わった。
面接で聞かれることが、
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「このプロジェクト、もう少し詳しく教えてください」
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「その判断、なぜそうしたんですか?」
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「それ、今うちでも課題です」
全部、経歴書に書いた実績の話。
しかも、
それって全部、自分が実際にやってきたことだから、
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思い出しながら話せる
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変に準備しなくていい
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自然に熱量が出る
結果として、
あれ?面接対策、勝手にできてない?
という状態になった。
「得意なこと」を話していいんだ、と気づいた
それまでの僕は、どこかで
バランスよく、何でもできます感を出さないと
と思っていた。
でも経歴書を変えてからは、
自分の得意ゾーンに質問が集中する。
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技術と組織の橋渡し
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修羅場プロジェクトの立て直し
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クラウド提供側と利用側、両方の視点
すると、
話していて楽しい。
相手の反応もいい。
「評価されてる感覚」が、ちゃんと返ってくる。
そこから、面接がスムーズに進み始めた
嘘みたいだけど、
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書類通過率が上がり
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面接が続き
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オファーが出始める
流れが、明らかに変わった。
ここでようやく思った。
あ、俺がダメだったんじゃなくて
見せ方がズレてただけだ
そして、オファーレター4通で本気で悩む
そこから先は、
嬉しいけどしんどいフェーズ。
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どこも魅力的
-
どこも正解に見える
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どこを選ばなくても後悔しそう
夜にスプレッドシートを見返して、
朝にまた見返す。
完全に転職活動・第二章。
今、あの頃の自分に言いたいこと
最初の頃、面接に落ちていた自分に言いたい。
落ちた=否定されたじゃない
ただ、
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伝え方が合ってなかっただけ
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得意な場所に光が当たってなかっただけ
経歴書をちゃんと自分の言葉で具体化したことで、
状況はひっくり返った。
エンジニア転職でおすすめのエージェント
転職活動でいくつかエージェントを利用して、特に良かったエージェントを紹介しておく。
Geekly(ギークリー)
【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/![]()
最初のおすすめはGeekly(ギークリー)。このエージェントのポイントは以下。
- 一都三県+関西での勤務を希望している方(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、和歌山県、奈良県、兵庫県、滋賀県)※転職前の居住地は問わない
- IT・WEB・ゲーム業界を専門
- 正社員案件のみ
実は今回、経歴書の修正を提案してくれて修正に付き合ってくれたエージェント。感謝!!!
比較的新しい転職エージェントだが、大手事業会社から人気のIT・ゲーム企業まで独占求人も多数取り扱っており、大手サービスに劣らないサービス力を誇る。
IT業界への転職を検討されている方は、迷わずGeekly(ギークリー) に登録しましょう!!!
エンワールド
【公式サイト】https://www.enworld.com/
次にオススメするのはエンワールド 。この転職エージェントは外資系の企業を中心に扱っている。
今回は外資からのオファーはもらえなかったが、実は僕自身外資勤務の実績がある。
エンワールド の特徴は以下。
エージェント自身もバイリンガルが多く外資系転職を熟知している
実は、日系と外資で経歴書の書き方が違ったり面接対策が違る。たとえば、日系の場合は経歴に関してかなり細かく網羅的に書くのが良しとされているが、外資系の場合は短く簡潔に書くほうが好まれる。そんな外資転職の特徴も エンワールド であればノウハウがありますのでとても頼りになります。
外資への転職に興味がある方は、エンワールド で無料カウンセリングを受けてみましょう!
転職活動で一番大事だったのは
スキルでも、年収でもなくて、
「自分は、何をちゃんと語れるか」
だった気がする。
それに気づけたから、
最後は自分で納得して選べた。
僕の経験が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

