はじめに
プロンプトエンジニアリングという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。ただ実際には、どんな内容をAIに入力すれば期待した答えが導き出せるのか、いまいち具体的にわからないという方も多いのではないでしょうか?今回はそんな疑問を解消するための記事をシリーズで書いていきます。今回は「参照テキストを提供する」という観点で書いていきます。
効率的に転職活動を行いたいという方だけではなく、生成AIをもっと上手く使いたいというかたも参考にしてください。
たとえば「ウェブの記事を要約してほしい」「議事録を作ってほしい」等です。そんなときに使えるプロンプトを紹介していこうと思ういます。
参照テキストを提供する
たとえば、海外の有名なブログやニュースの記事を全部読む時間はないけど「ポイントだけ知りたい」といった場合ですね。以下のサンプルの<ここに情報をコピー>の部分に記事をコピペして貼り付けてください(ChatGPT等の生成AIのプロンプトは、かなりの量の文章をコピーできます)。単純にそれを要約してもらうだけでもかまいませんが、それについて具体的な質問をすることもできます。
参照テキストを仕様して答えるようにAIに指示をする
質問に関連する信頼できる情報をAIに提供できる場合は、提供された情報を使用して回答を作成するように指示できます。
質問に回答するには3つの引用で区切られた情報を使用します。情報に答えが見つからない場合は「答えが見つかりませんでした」と答えてください。
“”” <ここに情報をコピー> “””
質問:<ここに質問を入力>
参照テキストからの引用で答えるようにAIに指示をする
提供されたドキュメントからの文章を参照することにより、AIが回答に引用を追加するように要求することができます。出力の引用は、提供されたドキュメント内の文字列照合によってプログラム的に検証できることに注意してください。
3つの引用と質問で区切られたドキュメントを提供します。あなたの仕事は、提供された文書のみを使用して質問に答え、質問に答えるのに使用された文書の一節を引用することです。ドキュメントにこの質問に答えるのに必要な情報が含まれていない場合は、「情報が不十分」と書いてください.” 質問への回答が提供されている場合は、引用を注釈する必要があります。関連する文章を引用するには、次の形式を使用します({ “引用”:…})。
“”” <ここに情報をコピー> “””
質問:<ここに質問を入力>
まとめ
いかがだったでしょうか?
正直なところ、この記事を読むだけだとちょっとわかりにくいかなと思いますので、ぜひ実際に実行してみていただきたいと思います。そうすることで、よりプロンプトエンジニアリングを理解することができると思います。
また今回の戦略は、生成AIをプログラミングするうえでも基本となる考え方になっています。OpenAIのAPIを使ってプログラミングしようと思っているかたも、一度はプロンプトで試していただけたらと思います。
それでは、また。